ホームページにもいろいろな種類があり、その特徴によってホームページが持つ「目的」や「達成できること」が異なってきます。
今回は、より「集客性」を高めるべく、既にホームページ持っているお客様に向けて「業務特化型ホームページ」とよばれるタイプのホームページについてご紹介したいと思います。
ホームページは下記のように、大きく分けると2つに分類することができます。
■総合型 ■特化型
■総合型
こちらは、主にコーポレートサイトと呼ばれるようなものや、ホームページを持たない会社が会社情報の公開、ブランディング、業務紹介、採用、など、いくつかの要素を織り交ぜて総合的に周知・集客をしていくホームページです。
事業案内であれば、総合型では、リフォーム会社さんを例にしてみると、一般的に、自社が対応できる内容全ての情報を載せていきます。
例:内装、水廻り、エクステリア、外壁・屋根塗装
また、会社のブランディングや採用、協業先の募集も兼ね備えているなど、さまざまな目的を1つのサイトで表現していきます。
■特化型
「特化型」とは、その名前の通り、周知・集客を希望する業務を1つ設定し、設定した業務に特化した内容のホームページです。
特化型のホームページは目的とする集客ターゲットへピンポイントでアピールするためのホームページとして作成します。
例えば・・・
■リフォーム
→「マンションリフォーム」
■水廻りリフォーム
→「キッチンリフォーム」 「お風呂リフォーム」
■リノベーション
→「古民家のリノベーション」 「中古マンションのリノベーション」
などのように、工事の対象を絞り、その内容に特化した構成で作成します。
特化型ホームページは一般的に、既に持っているホームページをメインサイト=総合サイトとし、2つ目以降のホームページを「特化型」として運用していくことで、自社が特に強みとする部分の集客性をさらに上げることにつながり、集客に有効だと考えられます。
「たくさん情報を入れて間口を広げれば、問い合わせにつながりやすいのではじゃないか。」
一般的にはこのように考えるのではないでしょうか。
確かに、特化型ホームページのように1つのサービスに絞る場合はアピールできる顧客層が限られてきます。
しかし実のところは、多くの情報を入れ込んだホームページは、その表現方法によってはお客様に対して「なんでも屋さん」というイメージを与えてしまいます。
~ユーザーが求めるのは“エキスパート”~
リフォーム会社さんでも、リフォームに関連した対応は一通りできる会社さんは非常に多くあると思いますが、実際は「内装」「設備」「外装」のように分野があり、それぞれにおいても
・内装
一般住宅(戸建て)/一般住宅(マンション)/店舗/オフィス/クリニック/原状回復
・設備
キッチン/お風呂・洗面/トイレ/配管/空調
・外装
外壁/屋根/エクステリア/防水
など、用途や工事内容によって種類は多岐にわたり、業者さんを探すお客様も、例えば「キッチンリフォーム」がしたくてリフォーム会社さんを探しているときに、ユーザーは「リフォーム」「キッチン」「中央区(住所)」といったキーワードで検索をかけるのではないでしょうか。
そこで業者のホームページを見た際に、「キッチンリフォーム」が得意という事がわかるようなコンテンツが揃っていれば、ユーザーは「この会社はキッチンリフォームに強いから安心だ」と感じるはずです。
このように現在の傾向としては、「なんでもできます!なんでもやります!」というオールマイティーな表現よりも「〇〇の専門です」といった表現の方が信頼性・安心感が増し、問い合わせをするにあたってのハードルを下げるために非常に効果的です。
おなじリフォーム会社に依頼するなら、経験と実績、知識がある「専門家」にお願いしたいと思うのがお客様の心理だからです。
■その1 SEOに強い
特化型ホームページはSEO対策に強く、検索上位に表示されやすいと言われています。
検索上位に表示されることで自然とユーザーの目に留まりやすくなり、サイトを訪問してもらえる確率が格段に上がります。
~なぜSEOに強いのか?~
その理由は「ユーザーが求めている専門的で魅力あるコンテンツが多い」から。
検索エンジンのおおよそはGoogle(Yahoo!もGoogleの検索エンジンを使用)が占めており、検索上位に表示する基準はそのGoogleの評価にかかっています。
Google「ユーザーにとって役立つ、有益な情報が多く掲載され、ユーザビリティが考慮されている設計のサイトを上位に表示させるような仕組みを取り入れていますので、
特化型のホームページにすることで、総合的なホームページに比べ、情報を必要とするユーザーに対し、より専門的で有益な情報の割合が多いページを提供できるため、自然とSEOに強いサイトになるのです。
「あれもこれも」と、何でもできますというホームページには、他でも見たことがあるような似たり寄ったりのコンテンツが並んでしまいますし、SEO対策といって、あらゆる検索キーワードをずらずらと載せても検索上位に表示させることは難しいのです。
あくまでも、「ユーザーの役に立つ、知りたいコンテンツ」が豊富にあることが大前提なのです。
■その2 コンテンツを増やしやすい
総合型のホームページのように、取り扱っている複数の業務を掲載する場合、それぞれの業務内容についてホームページ上で詳しく掘り下げていくのは難しいです。
しかし業務特化型なら、基本的には1つの業務内容しか載せないで、深く専門的なコンテンツを作成しやすくなります。例えば「マンションリフォーム」に特化した特化サイトの場合、戸建には無い注意点や設備の選び方など、マンションだからこその内容に絞って掲載できます。
このようにマンションリフォームについて専門的な情報(コンテンツ)が増えれば、それを読んだお客様は会社の知識量によって信頼感を感じ、安心して依頼できる会社であることが分かっていただけるようにもなり、集客につなげるうえでも大きなプラスになります。
まとめ
メインホームページのサブ的な位置付となる「特化型ホームページ」について、いかがでしたでしょうか。
SEOに強い、そして集客につながる特化型ホームページは「お客様目線」から見て格段に魅力的なコンテンツで自社事業をアピールする良いきっかけになります。
より一層の集客をお考えでしたら、集客効果の高い「業務特化型ホームページ」の制作をぜひご検討ください。
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