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SNS運用のコツ

  • 公開日:

 ◇ SNS運用のコツ ◇

 

 

 

今、多くの企業がSNSを運用していますよね。

なぜなのでしょうか?

それは、SNSの普及に伴い消費者行動が変化しているからです。

 

では、どのように消費者行動が変化したのでしょうか?

そして、どのようにSNSを運用したら効果的なのでしょうか?

 

今回は、「SNS運用のコツ」をご紹介します。

 

 

 

 

 

1 消費者行動の変化

 

マーケティング施策をたてる時、まずは消費者がどのような流れで商品やサービスの購入に至るこのか行動を知ることは大切です。

 

「AIDMA」「AISAS」「SIPS」という消費者行動を表す言葉があります。

インターネットの普及により、消費者の行動はAIDMAからSIPSに変化しています。

 

【消費者の行動の変化】

 

  • AIDMA

Attention、Interest、 Desire、 Memory、 Actionの頭文字で、消費者が商品を購入するまでの行動を表したものです。

A Attention(認知・注意)

I Interest(興味・関心)

D  Desire(欲求)

M Memory(記憶)

A Action(行動)

 

例えば、消費者は広告などを見て、ある商品を「認知」します。

そしてその商品が消費者の「興味・関心」の対象となれば、欲しいという「欲求」がおこります。

その欲求の対象である商品が「記憶」に残り、購買するという「行動」につながることを表しています。

 

 

  • AISAS

Attention、Interest、 Search、 Action、Shareの頭文字で、インターネットでの購買行動が加わっています。

A Attention(認知・注意)

I Interest(興味・関心)

S  Search(検索)

A Action(行動)

S Share(共有)

AISASとAIDMAの違いはインターネットの検索エンジンを使って商品を「検索(Search)」し、購入した商品の評価を口コミなどで「共有(Share)」します。

 

 

  • SIPS

Sympathize、Identify、Participate、Share & Spreadの頭文字で、SNSを利用する消費者の購買行動です。

S Sympathize(共感)

I Identify(確認する)

P Participate(参加)

S Share & Spread(共有&拡散)

今までの消費者行動との大きな違いは、広告などの認知(Attention)からではなく、SNSなどによる「共感(Sympathize)」からはじまっていることです。

消費者参加型であり、商品を購入後、商品の評価などをSNSなどで「共有(Share)」「拡散(Spread )」し、その行動が次の「共感」を呼ぶので、消費者参加型の購買行動に変化しています。

 

 

このように現代の消費者の行動は、広告などの「認知(Attention)」からだけではなく、

SNSなどからの「共感(Sympathize)」することからはじまるので、SNSの運用が重要になるのです。

 

 

2 SNS運用のコツ

 

「タグる」という言葉があるように、これまでGoogleなどの検索エンジン中心だった「検索」にSNSが使われています。

そしてSNSは情報量や拡散力があるため、いろいろな企業が利用しています。

 

しかし、SNSは一般の方やインフルエンサ―による発信の場であることを忘れてはいけません。

そのため、商品やサービスの宣伝をし続けていても意味がないのです。

 

ユーザーがSNSで共有したくなるような、魅力的な世界観を作ることがSNS運用のコツです。

 

魅力的な世界観を発信し、消費者であるユーザーに「ファン」になってもらい、商品やサービスに「共感(Sympathize)」してもらいましょう。

その商品やサービスに「共感(Sympathize)」をしてもらうことで、「共有(Share)」、「拡散(Spread )」につながり、その行動が次の「共感(Sympathize)」を呼びます。

その結果、商品やサービスの認知度があがり、ファンが増え、「共感→共有→拡散」というサイクルができあがります。

 

また、SNSは消費者であるユーザーとの企業の双方向のコミュニケーションができるので、ユーザーの声を聞き商品やサービスに反映することができます。

ユーザーの求めている商品やサービスを作ることができれば集客にもつながります。

 

 

SNS運用のコツ

自社の商品やサービスの宣伝のためのチラシのように使うのではなく、魅力的な世界感を伝える手段として使うことがポイントです。

 

・商品やサービスによって得られる体験

・他のユーザーが「自分もやってみたい」と思うような活動

・コミュニケーションを気軽にとりやすいという親しみ感

 

 

3 代表的なSNSの特徴

 

LINE、Facebook, Twitter、Instagram、TikTokの5大SNSを比較します。

 

LINE

国内最大のユーザー数。

大きな特徴は、個人にたいしてメッセージを送ることができることです。

アカウント登録をしてもらえれば、高確率で見てもらえます。

そのため、クーポンやキャンペーンの告知など広告や宣伝に向いています。

 

 

Facebook

アカウント作成は実名登録が基本なので、他のSNSに比べて信頼性が高いのが特徴です。

またユーザーはビジネスパーソンが多いため、ビジネス情報や長文でボリューム感のある投稿に向いています。

 

 

Twitter

アカウントは匿名登録制、そして投稿には文字制限があるため文章は短めになりますが、最大の特徴は「即効性」と「拡散性」です。

#ハッシュタグをつけて投稿できるので、#ハッシュタグ検索機能を使うことができます。

スピード感と影響力が大きいので、お店などの臨時休業や新商品の発売日などの告知などに効果的です。

 

 

Instagram

写真や動画の投稿が中心なのでビジュアル的な要素が高いのが特徴です。

お店や商品の世界観を伝えることができます。

直管的に魅力的なビジュアルを上げられるかどうかがポイントになります。

#ハッシュタグをつけて投稿でき、そして「ハッシュタグフォロー機能」があるので、効果的なハッシュタグ付けて投稿しましょう。

 

 

TikTok

手軽に動画を投稿でき、若年層に人気のSNSです。

他のSNSは拡散を狙うためにはフォロワー数が必要不可欠でしたが、TikTokはフォローの有無に関係なく、人気動画や視聴履歴に基づきおすすめ動画が流れます。

TikTokはおもしろい動画がみるために利用しているユーザーが多い傾向があるので、楽しく見てもらうことがポイントになります。

 

 

SNS運用のコツについてまとめました。

SNSは商品やサービスの宣伝のために使うのではなく、ユーザーが魅力的と共感してくれる世界観を作ることが大切です。

SNSを効果的に運用して、「共感→共有→拡散」というサイクルをつくり、集客につなげましょう。

 

 

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投稿者プロフィール

株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
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