このコラムを読んでいただいている方の中には、ホームページを持ってるけど全然問い合わせがない・・・方や、ホームページを持ちたいけど本当に必要?意味あるの?と思っていらっしゃる方など、様々なご事情を抱えていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。
現代においてホームページはあって当然とも言われ、会社の信用度をはかる上ではとても重要な役割であるのが事実です。
そしてせっかくホームページを持つのなら「集客につながる」ホームページが良いと思いませんか?
そこで今回は、強力な営業ツールとして活用できるホームページ制作のポイントをご紹介します。ぜひ参考になさってください。
まず一番の役割、それは何と言っても「会社の紹介」であることは間違いありません。
商品が手元にない建築会社にとって、会社が営業をしている証、そして商品(施工実績)を世の中に伝えるためにはホームページがとても大きな役割を果たしています。
今やなんでもインターネット上で調べる世の中になっています。
昔はタウンページ(かなり昔の話・・・)などで業者を探すことが当たり前でしたが、今はそれがインターネットへと変化しているという訳です。
会社を知ってもらわない限りは問い合わせがくることもなく、営業したくてもなかなか営業の機会を得ることも難しい現代。
そこでホームページはインターネット上で会社の名刺となり、世の中に自社の情報を認知させ、そして自社の強みや価値観、施工の実績などあらゆる情報を伝える役割を果たします。
そしてホームページは、24時間フル稼働の集客ツールと捉えてもいいかもしれません。
人的な対応は限りがあり、365日24時間お問合せを待つような体制は整えられません。
そこでホームページはお問合せの受け皿=窓口となり、お客様が興味を持ったタイミングでいつでも問合せができ、会社にとってもその貴重なお問合せの期間を逃すことはありません。
また、ホームページは会社の信頼度を格段にアップするためにも役立ちます。
何かのきっかけで会社に対し興味を持ってもらえた場合、大半の方はインターネットで社名を検索しどのような会社か、とういった施工実績があるのか、という点について調べます。
もしそこでヒットしない場合は「もしかしたらもうやってないの?」「情報がないって事は実績がない会社なの?」といったネガティブなイメージを与えてしまい、検討の候補から外れてしまう事も考えられます。
せっかくの営業機会を失わないためにも、ホームページによって会社の存在を明確にし、信頼度をアップさせることは必須と言えるでしょう。
では次の目次から、実際に集客成果の上がるホームページにするために必要な内容について、「ソフト面」と「ハード面」の2つに分けてわかりやすくご紹介したいと思います。
まずは、コンテンツ以外のソフト面、特に制作段階で組み込みたいポイントをご紹介します。
■コンセプト・ターゲット設定
集客を目的としたホームページにするためには、何よりも自社のターゲットを明確にし、そのためのコンセプトを立案するとことから始めましょう。
そのためには今での施工経験や施工の強みから自社のターゲット層を洗い出したり、得意とする工事分野に合わせたコンセプトを設定することがおすすめです。
■対応範囲の見せ方
例えば塗装業者の場合を例として、
「防水、屋根、外壁、塗装ならなんでもできます!」
よりも、
「防水塗装専門!防水の専門知識を活かし、壁・屋根においても漏水しにくく丈夫な塗装を実現!」など、強みを生かしつつオールマイティに対応ができるようなアピールの持っていき方が好ましいです。
■他社との差別化ポイント
ホームページでは十分な分量を使って自社の強みをアピールすることができます。
自社の施工のこだわり、得意なテイスト、施工分野における専門性、オールインワンパックなどの費用的な部分など。
他社と差別化が図れる強みを的確に伝え、自社に依頼してもらうとこんなメリットがあるということをアピールしましょう。
成果の出るホームページのポイント ~ハード面:コンテンツ編~
では次に、ホームページを制作する際に重要となる構成「コンテンツ」をご紹介します。
■施工事例の掲載
建築業のホームページでこだわりたいのが「施工事例」です。
お客様が施工事例を見る理由は、『自分が希望と合うイメージの施工をしているかを確認するため』が最も多い理由として挙げられます。
その次に、自身の施工イメージを固めるためのアイディア探しといった理由もあります。
いずれにしても、施工事例に自身の想像しているものが見つけられた場合、問い合わせへのステップが確実に進むと言っても良いでしょう。
ただ、写真の取り方には工夫が必要です。
できれば「Before/After」として同じアングルで施工前・施工後の写真を撮ることをおススメします。
また、工事道具などが写り込まないよう、クリーニング後のキレイな状態の写真を撮るようにしましょう。
■お客様の声
建築会社を選ぶ際、お客様の声ほど閲覧者に安心感を与えるものはありません。
実際に施工を依頼し工事が完了した方が感じている印象はかなりの信頼性を持ち、業者を決められずにいるお客様の背中を押すものとなるでしょう。
■コラム記事の掲載
コラムとは、特定のキーワードに関する情報を提供する記事・文章です。自社が施工を受けたい工事内容にまつわるキーワードを盛り込んだコラム記事を掲載することで、工事に対する専門性の高さをアピールでき、自社の信頼性アップにもつながります。
まとめ
集客につながる建築業ホームページについて、その制作ポイントをご紹介しました。
これらは全て、自社で行おうとするとなかなかまとまらずに軸が定まらないことも多々あると思いますが、そんな時はプロに依頼することがスムーズです。
ホームページ制作会社は、依頼者のホームページ制作の目的に応じ最適なプロセスで成果につながりやすいホームページ制作の提案が可能です。
コンセプト決めや構成決め、SEO対策など、制作会社と一緒に勧めていくことで、より一層充実したホームページに仕上げていくことができますので、まずは制作会社選びから始め、理想のホームページを手に入れましょう。
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