◇ 建設業のSEO対策は何をする? ◇
ホームページのSEO対策はしていますか?
「そもそもSEO対策ってなに?」
「聞いたことあるけど結局何をすれば良いかわからない」
などと思われている方も多いのではないでしょか?
SEO対策とは「Search Engine Organization」の略で「検索エンジン最適化」のことで、検索エンジンとは、GoogleやYahooなどの検索サイトのことです。
これらの検索エンジンから、自社のホームページに訪問してくれるお客様を増やすことが、SEO対策です。
「SEO対策は専門知識が必要でハードルが高い」と思うかもしれませんが、検索エンジンのポイントさえおさえれば難しいものではありません。
今回は、建設業ならではのSEO対策のポイントをご紹介します。
なぜ建設業でSEO対策が重要なのでしょう?
ホームページはつくっただけでは、残念ながらお客様に見てもらえません。
お客様に見てもらえないホームページでは意味がありません。
お客様にホームページを見てもらうためには、SEO対策をして検索エンジンの上位に表示されることで、やっとお客様が見てくれるようになるのです。
そのためSEO対策は建設業においても重要なのです。
SEO対策をして検索エンジンの上位に表示されるようになると
・自社の宣伝ができる
広告などとは違うので、コストはかかりません。
SEO対策をして検索エンジンの上位に表示されれば多くのお客様が目にすることになるので宣伝になります。
・効率の良い集客ができる
アナログな営業活動では、活動範囲にも時間にも限りがありますが、ホームページは365日24時間休まずに営業活動ができます。
そして、SEO対策をすれば「自社の事業に興味のあるお客様だけが集まる」ので、効率良く手間をかけずに集客ができるのです。そして10人集客しても100人集客しても、追加料金などはかかりません。
・見込み客の開拓
個人のお客様を相手に事業を展開している方は、特に個人のお客様からの受注を受けやすくなります。
個人のお客様は、リフォームの内容、費用、施工期間など、自分の疑問や悩みや希望を検索します。このような疑問や悩みの解決方法をホームページに掲載することで、お客様が興味を持ち、集客につながります。
・企業イメージの向上
検索結果が上位表示されることにより、お客様からの信用性も高まるので企業イメージも向上します。
このような理由から、建築業界においてSEO対策は重要なのです。
建設業でのSEO対策とは具体的にどうしたらよいのでしょうか?
検索エンジンの代表であるGoogleは「ユーザーにとって価値のあるページ」を検索上位に表示するので、価値のある、独自性の高い、高品質なコンテンツにしていく必要があります。
SEO対策は、「建設業のお客様にとって価値のあるページ」をつくることなのです。
では価値のあるページとはどのように作ればよいのでしょか?
建設業におすすめなのは、「コンテンツSEO」です。
コンテンツとは、文章の中身(情報)のことです。
お客様にとって必要な情報を発信し、検索結果で上位に表示させていく方法が「コンテンツSEO」です。建設業のコンテンツSEOは、「お客様にとって必要な情報」を発信できる「施工事例」を更新することがSEO対策なのです。
コンテンツSEO「施工事例」の書き方
・問い合わせにつながる検索キーワード選定
お客様が検索しそうなキーワードを分析します。
例えば、「バリアフリー 費用」というキーワードで検索する人は、バリアフリーリフォームを検討している人です。
しかし、この検索方法では日本全国のリフォーム会社が表示されてしまうため、次に「東京 バリアフリー 費用」「東京中央区 バリアフリー 費用」など住んでいる地名で検索します。そのため建設業において「地名+施工内容」は検索キーワードとして必須です。
施工事例には必ず「地名+施工内容」を掲載しましょう。
・キーワードの使い方
キーワードが決まったら、コンテンツ内に自然に入れることがポイントです。
検索エンジンであるGoogleは「お客様のために役に立ちそうな記事」を上位表示するので、意味なく検索キーワードを羅列しても検索順位はあがりません。
キーワードはSEO対策の重要なポイントなので「ページタイトル」には、必ず入れてください。タイトルにいれたら、スマートフォンでの表示を考慮して、見出しなどできるだけ最初のほうにキーワードを記述しましょう。
・集客できる下層ページをつくる
SEO対策で集客に成功しているホームページの特長は、集客できる下層ページを多く持っています。そして建設業のホームページのアクセス解析をみると「閲覧数」「訪問者」ともに多いのは、トップページではなく「施工事例」です。
建設業の場合、集客できる下層ページは「施工事例」のページになります。
集客を成功させるためにも、「施工事例」はできるだけたくさん掲載しましょう。
施工事例には、地名、具体的な施工内容、お客様の声も掲載し、お客様が分かりやすい文章にすることがポイントです。
お客様にとって必要な情報を盛り込んだ施工事例を掲載することが、建設業のSEO対策のポイントです。より効果を上げるためには、地道にこまめに更新しましょう。
「SEOはコストもかかることなく集客できる」ので、SEO対策に関して興味を持っていただいたのではないかと思います。
しかしメリットばかりではなくデメリットもあります。
・時間がかかる
施工事例を更新することで、すぐに検索上位表示されると思うかもしれませんが、SEO対策はすぐに効果がでるわけではなく、長期的に継続的に取り組む対策なのです。
まずGoogleなどの検索エンジンが「お客様にとって必要な情報」を掲載しているホームページだと認識されるためにも時間がかかり、施工事例を書くための時間も必要です。
しかし、一度掲載した施工事例は半永久的にお客様に見て頂ける可能性があるので、継続的な効果が期待できます。
・1ページ1テーマなので時間と手間がかかる
SEO対応の記事のポイントは1ページにつき1テーマです。多くのテーマについて記事を書くと内容が薄れ、Googleなどの検索エンジンは、これは何についての記事なのか判断ができません。検索エンジンに対して認識しやすい記事にすることがポイントです。
しかしページ数が増えれば、それだけ多くのキーワードでSEO対策ができるということなので、できるだけ多く記事を更新しましょう。
・検索上位表示だけでは集客できない
せっかく施工事例を更新して、検索結果上位に表示されたとしてもお客様の求めている情報がなければ集客につながりません。
SEO対策は成功しても、集客できなければ意味がありません。
まず、お客様が必要としている情報が掲載されているのか、お問合わせフォームなどがわかりやすくなっているかなどもチェックしてください。
・検索エンジンに左右される
せっかく施工事例を掲載して検索順位をあげても、Googleなどの検索エンジン側のアップデートや変更により検索順位が変わってしまう可能性もあります。
SEO対策で検索順位が上位になると、自社の事業内容にあった質の高いお客様がホームページに訪問してくれますが、到達するまでには手間と時間がかかることがデメリットです。
いかがでしたでしょか?
SEO対策は、手間と時間がかかりますが、作成した施工事例は会社の財産になります。
ぜひ、集客できるホームページを目指してSEO対策を進めてみてください。
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