さまざまな業種がある建築業。
その中でも、今回は工務店のホームページを作る際に考えたい中身についてのご紹介です。
どんな中身にしたらよいのか、どんな情報を必要とされているのか。
今回の記事をぜひお読みいただくことで、工務店のホームページに必要不可欠なコンテンツを知っていただき、魅力的なホームページを作る参考になれば幸いです。
一生に一度の大きな買い物であるマイホーム。
そして、マンションや建売ではなくこだわりの注文住宅を建てたい。
そう願うお客様は、長い期間をかけて、じっくりとご自身の好み・要望に合う家を建ててくれる工務店・住宅メーカーを探します。
このように、家を建てることを検討し始めた方は、雑誌や住宅展示場、自宅近くの工務店、知人の紹介、など色々な媒体を利用します。
その中でもホームページは、マイホームを検討し始めた段階の方から、いよいよ工務店を絞り込みたい段階に入った方まで、さまざまな方がご覧になるため非常に有用です。
~何を知りたい?~
・施工実績
・コンセプト
・お客様の声
・坪単価
・会社について
などなど。
これら全ては、立てた家がイメージできるか、満足できる建物が安心して建てられるかどうかを知りたいといった事に終始しています。
では次の目次では、実際にどのようにコンテンツを用意していくとよいのか、そして、トップぺージの見せ方をお伝えしたいと思います。
2 工務店トップページはどうみせる?
ホームページのトップページはまさに、会社の顔。
その会社らしさが一番に伝わる部分でもあり、また、ホームページの中にどのようなコンテンツが入っているかが一目で分かることがトップページの役割です。
そのため、トップページを作るにあたってしっかりと考えなければならないのは、コンテンツに関する情報を分かりやすく、かつ、自社のイメージが伝わるように出していくというところ。
この部分は、会社をよく知っていてもお客様ご自身で考えていただくには難しいところで、言葉だけを聞くと悩んでしまうかもしれませんが、安心してください。
これこそがホームページ制作を依頼された制作会社が、お客様の会社をしっかりと理解して立案・ご提案をさせていただく部分です。
依頼する工務店を探しているお客様は、ご自身に合う工務店に出会うため、さまざまな会社のホームページをチェックします。
その際、希望に合うか、必要としている情報があるかどうかを、ホームページを見て瞬時に判断するものです。
まずは「注文住宅に対応する工務店」であることが分かるのはもちろんのこと、自社の強み、建物のイメージ、実績、そして会社の雰囲気などがしっかりと伝わるコンテンツを用意しなければなりません。
では次の目次で、工務店ホームページに外せないコンテンツの具体的例をピックアップしてご紹介します。
3 工務店ホームページに外せないおすすめコンテンツ
■こだわり
デザインコンセプトや仕様、特化している点、価格、住宅性能などといった、自社の売りとなるポイントを伝え、差別化につなげましょう。
注文住宅だからこそ、自社の強みに共感してもらえるお客様との最初の接点となる、一番大切なコンテンツです。
■施工実績
これから家を建てる方にとって施工実績は、今後自分が持ちたい家を想像できる非常にワクワクするコンテンツです。
今までに建てた建物の写真や参考情報こそが、工務店選びの候補に残る大きな鍵となります。
建物の写真だけではなく、間取り(〇㎡/〇LDKなど)、工期、住宅性能・設備などもできる限り載せていけると良いですね。
■プラン
立ち上げたばかりで施工実績が少ないケースもあると思います。
そのような場合は、例えば「テイスト別」「金額別」などのプラン紹介をするのもおすすめです。
■お客様の声
既に家を建てたお客様からの感想を載せることで、現在検討中のお客様へ安心感を与え、期待感を持っていただくことにもつながります。
■見学会
建築中、もしくは完成した現場で現物を見て建物を体感していただくものです。
施主様のご協力・許可も必要ですが、積極的に取り入れてホームページでアピールすることで、開かれたイメージを持っていただける、安心を与えるコンテンツです。
そしてできれば、トップページの見やすい場所へ「見学会開催!」と載せてアピールし、見学会参加応募フォーム等から参加のご連絡をいただけるような仕組みを取り入れると、お電話で参加申し込みをするよりも参加しやすくなります。
■スタッフの紹介
お客様が購入するのは「家」ですが、こだわりの注文住宅を実現し理想のマイホームを叶えてもらうためには工務店で働く「人」もとの関わりもとても大切な要素です。
あらかじめホームページにスタッフ紹介があると、どのような雰囲気の人が働いているのかが分かりと相談もしやすく、お問合せのハードルも下がります。
まとめ
工務店ホームページに外せないコンテンツのご紹介、いかがでしたでしょうか。
ホームページを作る際に、中身(コンテンツ)を考えるのは非常に難しい部分です。
今回ご紹介したそれぞれのコンテンツは、当たり前といえば当たり前の情報かもしれませんが、その「当たり前」をいかに見やすく、魅力的にみせるかは、デザインや構成を組む制作会社次第です。
多くの方が必要とする情報は競合他社のホームページにも載っている情報です。
そこで大事なのは「差別化」。
自社のコンセプトを再確認し、独自の見せ方・内容、をしっかりと検討・整理しながら他社より更に魅力的で素敵なホームページにしていきましょう!
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