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【プロが診断】建設業ホームページで集客できないサイトの共通点|問い合わせを増やす5ステップ

【プロが診断】 建設業ホームページで集客できないサイトの共通点 問い合わせを増やす5ステップ

「ホームページを作ったのに、思ったように問い合わせが来ない」

「採用サイトを整えても応募が増えない」

そんな悩みを抱えている建設業の経営者やWeb担当者は、決して少なくありません。

かつては紹介や口コミが主流だった建設業界も、いまや施主や求職者の多くがスマートフォンで業者を比較する時代へと変わりました。

それゆえに、ホームページの「中身」と「使いやすさ」で他社と差がつくようになったといえるでしょう。

この記事では、建設業のホームページで集客できないサイトに共通する5つの特徴と、問い合わせを増やすための改善5ステップを、公的機関のデータをもとに整理してお伝えします。

集客で悩む人

1.なぜホームページで集客できない建設業の会社が増えているのか

理由として、利用者側のスマホシフト、中小企業のデジタル化の進展があります。

それぞれを公的データで確認しながら、現状を整理していきましょう。

■ スマホで業者を探す人が9割を超えている

結論から言えば、いまや建設業の見込み客のほとんどがスマートフォンでホームページを見ていると考えてよい状況です。

「令和7年版 情報通信白書」によると、2024年の個人インターネット利用率は85.6%であり、端末別ではスマートフォンが74.4%とパソコン(46.8%)を27.6ポイントも上回っています。

参考:総務省「令和7年通信利用動向調査

つまり、施主や求職者が会社を比較するのは、移動中や休憩中、夜のスキマ時間であり、スマホ片手に情報を検索しているのです。

PCで見れば見栄えのするサイトでも、スマホで文字が小さい・画像がはみ出る・ボタンが押しにくいといった状態であれば、それだけで離脱の原因になります。

■ 中小企業のデジタル化が一気に進んでいる

同業他社の動きも、ここ数年で大きく変わってきました。

中小企業庁「2024年版 中小企業白書」では、デジタル化(DX)の取組状況に関する調査結果が示されており、2019年から2023年にかけて「段階3:業務効率化やデータ分析に取り組んでいる状態」の企業は9.5%から26.9%へと、約3倍に増加。

DXに向けた具体的な取り組みとして、いずれの段階でも「自社ホームページの作成」が上位の項目に挙げられています。

参考:中小企業庁「2024年版 中小企業白書

言い換えれば、「ホームページはあるけれど、ほとんど更新していない」という状態のままでは、デジタル化に取り組み始めた同業他社に明確な差をつけられてしまう段階に入ったのです。

共通点

2.集客できない建設業ホームページに共通する5つの特徴

ここでは現場でよく見られる5つの特徴を整理します。

自社サイトと照らし合わせて、当てはまる項目があれば、それが改善の優先ポイントです。

■ 特徴1:スマホで見ると文字が小さくて読みにくい

最初の落とし穴は、「PCでは整っているがスマホで崩れている」というパターン。

情報収集の中心はスマートフォンであり、建設業の問い合わせ・求職検討者のほとんどがスマホで初めてサイトを見ると考えてよいでしょう。

古い時代に作られたホームページは、PCを基準にしたまま放置されていることも少なくありません。チェックすべきポイントは次の通りです。

  • 文字が小さく、読むためにピンチアウト(拡大)が必要
  • 画像が画面からはみ出して横スクロールが発生する
  • ボタンが小さく、隣のリンクと間違えてタップしてしまう
  • メニューがどこにあるか一目で分からない

ひとつでも当てはまれば要注意。

自分のスマホで自社サイトを開き、片手で1分間ストレスなく読めるかどうかが最低限のラインになります。

■ 特徴2:施工事例が古いまま更新されていない

建設業のホームページで施主が最も見たい情報は、実際にどんな現場を手がけているかです。

情報が更新されているかどうかは、企業のサイトを見るうえで重要なポイントのひとつになっています。

施工事例が数年前で止まっているサイトは、施主にこんな印象を与えてしまうのが現実です。

  • 最近は仕事をしていないのでは?
  • 忙しくて手が回っていないのでは?
  • 経営状態が不安定なのでは?

逆にいえば、「動いている会社」だと感じさせるだけで信頼度は大きく変わるということ。

最後の更新が1年以上前なら、まずはそこから手を入れていきましょう。

■ 特徴3:「地域名+工事内容」で検索しても出てこない

施主や求職者が情報を集める際は、「○○市 リフォーム」「○○市 外壁塗装」のように地域名とサービス内容を組み合わせて検索することが多いです。

ところが、検索結果に自社サイトが出てこないと、その時点で候補から外れてしまいます。

確認の手順はシンプルです。

  1. 自分のスマホでGoogle検索を開く
  2. 「(自社の対応エリア) (主要サービス)」を入力する(例:○○市 外構工事)
  3. 検索結果の1〜2ページ目に自社が出ているかを確認する

競合だけが上位に並び、自社サイトが見つからない状態であれば、それは「存在していないのと同じ状態」

検索対策の見直しが必要なサインです。

■ 特徴4:問い合わせボタンや電話番号が見つけにくい

せっかくサイトを見てもらえても、最後の一歩で離脱されてしまう。

これも非常によくあるパターンです。

「どこに連絡すればいいか」がスマホで一目で分かる設計であることが重要です。

確認したいポイントは次の4点。

  • 画面下に固定された問い合わせボタンがあるか
  • 電話番号がタップで発信できるようになっているか
  • フォームの入力項目が必要最低限に絞られているか
  • 施工事例ページからも問い合わせに進めるか

とくに建設業では、施主が「相談したい」と思った瞬間にすぐ電話できることが大きな強みになります。

電話番号が画像になっていてタップで発信できない、フォームの入力項目が10個以上もあるといった状態は、それだけで機会損失。

迷わず問い合わせボタンや電話番号をクリックできるようにしましょう。

■ 特徴5:会社の強みや実績が伝わってこない

建設業は「どこに頼んでも同じ」と思われやすい業界です。

他者との違いを見せるため、得意工事・対応エリア・代表メッセージといった「自社ならではの強み」をホームページで伝えます。

チェックポイントは次の通り。

  • 「どんな工事が得意なのか」がトップページですぐ分かる
  • 対応エリアが具体的な地名で書かれている
  • 代表者や社員の顔・声が掲載されている
  • 施工実績の数や創業年数など、信頼の根拠が示されている

施工写真と実績数を並べるだけでは不十分。

「なぜ自社に依頼すべきか」が言葉で表現されているかどうかで、競合と差別化できます。

改善

3.問い合わせを増やすホームページ改善5ステップ

自社サイトに当てはまる課題が見えたら、一つずつ確実に改善します。

専門知識がなくても実行できる順序で5つのステップにまとめました。

■ ステップ1:スマホで自社サイトをチェックする

最初にやるべきは、ご自身のスマートフォンで自社のホームページを開いてみることです。

確認するのは次の4点。

チェック項目 確認ポイント
文字の読みやすさ 拡大せずに読めるか/行間が詰まりすぎていないか
画像の表示 画面からはみ出ていないか/読み込みが遅くないか
ボタンの押しやすさ 指で押しやすい大きさか/隣と間違えないか
表示速度 3秒以内に表示されるか/途中で止まらないか

一つでも気になった部分があれば、速やかに改善しましょう。

■ ステップ2:ターゲットと地域を絞って言葉を見直す

次に手を入れたいのが、「誰に・どの地域で・何を」提供する会社かを伝える文章。

例えば、こんな書き換えが効果的です。

変更前(ぼんやり) 変更後(具体的)
地域に密着した工事会社です ○○市を中心とした外構工事専門の会社です
幅広いリフォームに対応 築20年以上の戸建てリフォームに強みがあります
確かな技術でお応えします 創業30年施工実績5000件超の経験でご提案します

地域とサービスを絞り込むほど、検索でヒットしやすくなり、問い合わせの質も上がっていきます。

地域名や自社に関する数字を積極的にホームページに盛り込みましょう。

■ ステップ3:施工事例を定期的に追加する仕組みを作る

3つめのステップは、施工事例を定期的に更新する仕組みをつくることです。

続けやすい運用の工夫はこんなイメージです。

  • 月1件など、無理のない更新目標を決める
  • 週次で写真を集める
  • 1事例につき「工事概要・期間・工夫したポイント」を書く

大切なのは、完璧な記事を作ろうとしないこと

最新の写真があるだけで「動いている会社」という印象を与えられますし、検索エンジンの評価にもつながります。

社内で続けられる仕組みづくりが、長期的な集客力の差を生んでいくでしょう。

■ ステップ4:問い合わせ導線を分かりやすくする

4つめは、ユーザーが迷わず問い合わせできる状態を作るステップ。

最低限、以下3点を確認しましょう。

  1. 画面下に固定された問い合わせボタンを設置する
  2. タップで発信できる電話番号を分かりやすい位置に置く
  3. フォームの入力項目を必要最低限に絞る(目安は5項目以内)

さらに施工事例の最後にも「同じような工事のご相談はこちら」のリンクを置くなど、顧客が行動を起こしやすい設計にしていくことが重要です。

問い合わせやすいサイトにすることで、顧客の離脱を防げます。

■ ステップ5:アクセス数と問い合わせ数を毎月チェックする

最後のステップは、改善を「続ける」仕組みづくりです。

難しいことをする必要はありません。

最低限見ておきたい数字は、次の3つで十分です。

チェック数値 確認の目的
月のアクセス数 サイトを見てくれる人が増えているか/減っているか
問い合わせ件数 実際の成果が前月比で伸びているかどうか
よく見られているページ どの内容が読者の関心を集めているか

Googleが無料で提供しているアクセス分析ツールを使えば、初心者でもこの3つは確認可能です。

1ヶ月単位で前月と比較するだけでも、「次に直すべき場所」が自然と見えてきます。

改善は1回で終わりではなく、毎月の数字を見ながら続けることに意味があるといえるでしょう。

要注意

4.改善を続けるために知っておきたい注意点

改善ステップだけを示して終わると、自己流の対応で成果が不十分に終わる可能性があります。

せっかく時間とコストをかけるなら、現実的な期待値を持って取り組むことが大切。

ここでは、3つの注意点をお伝えします。

■ 注意点1:見た目だけ新しくしても問い合わせは増えない

もっとも多い失敗パターンが、デザインだけを刷新して終わってしまうケース。

新しくしたのに数字が変わらないといった結果になりがちです。

リニューアルの前に、必ず次の3点を明文化しておきましょう。

  • 何のために直すのか(集客強化/採用強化/信頼向上)
  • 誰に届けたいのか(施主/求職者/取引先)
  • どんな成果を期待するのか(月◯件の問い合わせ など)

目的や情報を届けたい相手、得たい成果を明確化します。

「なぜ直すのか」を言葉にすることこそ、改善の出発点です。

■ 注意点2:成果が出るまでには時間がかかる

2つめは、成果が出るまでの「時間軸」に対する誤解。ホームページからの集客は、検索エンジンに評価されてアクセスが安定するまでに一定の期間が必要になります。

取り組みのめやすとしては、こんなイメージで進めていくのが現実的です。

期間 取り組みの内容
1ヶ月目 スマホ対応・施工事例の見直し・問い合わせ導線の改善
2〜3ヶ月目 地域名・サービス名を意識した文章の追加/施工事例の継続更新
4ヶ月目以降 アクセス数・問い合わせ数の数値確認と継続改善

「やったのに効果がない」と短期で判断してしまうと、せっかくの取り組みが途中で止まってしまいます。

続けることが最大の成果と捉えて中長期的に運用していきましょう。

■ 注意点3:自社で抱え込まずプロに相談する判断も大切

3つめは、すべてを社内で完結させようとしないことです。

現場で忙しい経営者・担当者がホームページ運用まで手を回すのは、現実的に難しいのではないでしょうか。

そのうえ、建設業のホームページには次のような業界特有のノウハウが必要になります。

  • 施工事例の見せ方(ビフォーアフター/工期/工夫点の整理)
  • 地域名と工事内容を組み合わせた検索対策
  • 採用ページでの「現場のリアル」の伝え方
  • 下請け・元請けなど取引形態に合わせた情報設計

社内対応の限界を感じたら、建設業に特化した制作・運用パートナーに相談することも、結果的にコストと時間の節約につながるでしょう。

無理に自己判断で進めて遠回りするより、プロの目で現状を診断してもらうほうが、最短ルートで成果に近づける場合も多いといえます。

信頼感のあるビジネスマン

まとめ|集客できるホームページにするならプロに相談!

本記事では、建設業のホームページで集客できないサイトに共通する5つの特徴と、問い合わせを増やすための改善5ステップを、公的データをもとに整理してきました。

あらためて、要点を簡潔に振り返っておきましょう。

集客できないホームページに共通する5つの特徴は、「スマホで読みにくい/施工事例が古い/検索で出てこない/問い合わせ導線が分かりにくい/強みが伝わらない」の5点。

どれも自社サイトと照らし合わせれば、すぐに気づけるポイントばかりです。

そのうえで、改善は5つのステップで進めていけば十分です。

  1. スマホで自社サイトをチェックする
  2. ターゲットと地域を絞って言葉を見直す
  3. 施工事例を定期的に追加する仕組みを作る
  4. 問い合わせ導線を分かりやすくする
  5. アクセス数と問い合わせ数を毎月チェックする

注意点としては、見た目だけ新しくしても結果は変わらないこと、成果が出るまでに一定の期間がかかること、そして自社で抱え込まずプロに相談する判断も大切だということ。

この3点を押さえておけば、無駄な遠回りを避けられるはずです。

ご自身のスマホで自社サイトを開き、片手で1分間ストレスなく読めるか確認しましょう。

もし「自社だけでは改善の方向性が見えない」「業界特有の見せ方が分からない」と感じたら、建設業に特化した制作・運用パートナーへの相談も選択肢のひとつ。

現場の課題を理解したうえで、施工事例の見せ方・地域SEO・採用ページの設計まで一貫して相談できる相手がいれば、改善のスピードと成果は大きく変わってくるはずです。

建設業の現場を知っているからこそ、
施工事例の見せ方や地域SEO、採用ページの工夫など、
業界特有の課題に合わせたご提案が可能です。

「他社では分かってもらえなかった悩み」をぜひお聞かせください。

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監修者プロフィール

イエスリフォーム株式会社 代表取締役社長 齋藤直樹

齋藤 直樹

株式会社イエスリフォーム 代表取締役社長

1976年、千葉県生まれ。 2012年に株式会社イエスリフォームを設立し、ITと建築をつなぐ事業をスタート。翌年からは内装デザインやリフォームも手がけています。
現在は、建築アプリの開発や地域サイトの運営、ビル再生プロジェクトなど、地域に根ざした活動を展開中。 現場目線で「わかりやすく、親身に」情報を届けることを大切にしています。

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