コラム「ホームページに必要な「サーバー」と「ドメイン」って?
以前こちらのコラムでご紹介したサーバーとドメインのお話。
今回は「ドメイン」にまつわるお話を少し掘り下げて、改めてお伝えしたいと思います。
実際にホームページを作成する際の参考になれば幸いです。
1 独自ドメインとは?
インターネット上の Web サイトにはホームページの場所を示す住所のようなものがある、それがドメインであるということを以前のコラムでお伝えしました。
住所同様に、世界に同じものはなく、ホームページごとに異なるドメインですが、「ドメイン」の中にも、共有ドメインと独自ドメインという、2つの種類があるんです。
■共有ドメイン
共有ドメインは、レンタルサーバーや無料ブログ等の利用を通して、サービスの運営会社が用意したドメインを複数のユーザーが共有して使用するもの、無料で利用可能です。
サービスの契約と同時に利用できる事が便利な点ではありますが、サービスの利用規約に沿った運用となるため、サービスが運営停止となった場合にはドメインも使用できなくなってしまい、長期的に運営するホームページやブログ等には適しません。
■独自ドメイン
独自ドメインは、利用者が希望するアルファベット等から作成する、世界にひとつだけしかないオリジナルのドメインです。
独自ドメインは、トップレベルドメインと呼ばれる「.com」「.net」「.co.jp」と、「.」以前に置く好きな英数字と記号(ハイフン)を用いて自分で決めることができます。
独自ドメインは、ドメインの利用費として、年間利用料(数千円程度)が発生する点や、利用開始時にサーバーとドメインを紐づける作業が必要になりますが、基本的に長期運用となる企業ホームページの場合は独自ドメインを取得することが一般的です。
2 独自ドメインを取得するメリット
先程の目次では、「共有ドメイン」そして「独自ドメイン」の違い、特徴などについてお伝えしました。
大きな違いとしては、取得・利用料が発生するか、また、ドメインを自由に決められるかどうか、ですが、年間の利用料を払っても独自ドメインを取得するメリットは非常に大きいものがあります。
では、独自ドメインの主なメリットについてご紹介していきましょう。
<独自ドメインのメリット>
■社名やサービス名を入れたドメインにできる
ドメインを自由に決められるため、「会社名+.com」「サービス名+.net」などにすると社名やサービスと一致しやすく、分かりやすいだけではなく、信頼性や企業イメージのアップにもつながります。
※「.co.jp」や「.or.jp」のように、法人や財団法人などの組織・団体のみが取得対象となるものもあります
■サーバーが変わっても同じドメインを使用できる
共有ドメインは、利用しているサービスが終了した場合、共有ドメインも利用できなくなり、ホームページが閉鎖されてしまいます。
独自ドメインは、もし契約先のサーバー会社がサービスを終了しても、別のレンタルサーバー会社に移行してホームページ運用を続けていくことが可能となり、建築・建設業のようにホームページからの集客が多い業種にとっては非常に大きなメリットですね。
■SEOに強い
独自ドメインは、取得年数に応じて検索エンジンからの評価が高くなる傾向にあります。検索エンジンで評価されると、上位に表示されやすくなります。
3 独自ドメインの決め方のポイント
実際に独自ドメインを取得する際は、以下の流れで進めていきます。
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① ドメイン名を決める
② 希望するドメインがすでに取得されていないかの確認
③ ドメインの登録・取得
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① ドメイン名を決める
まずは取得したいドメイン名を決めます。
会社名や展開するサービス名、商品名など、テーマに沿った、短く覚えやすいドメイン名にしましょう。
このように、サイトの主旨と関連がある文字を含めることで、訪問者が覚えやすく印象に残りやすくなります。
また、この時点では1つに絞らず、いくつか候補を挙げておくようにしましょう。
② 希望するドメインがすでに取得されていないかの確認
「①」で検討したドメインいついて、すでに使われていていないかどうかを確認します。
すでに取得されている場合は希望したドメインでは取得できませんので、検討したドメインの第一候補から順に確認し、第一候補が取得されていない場合はそのドメインで進めていきます。
③ ドメインの登録・取得
取得するドメインが決まったら、実際にサーバー会社へドメインの登録をします。
一般的には、登録時に取得料金が発生し、度の誤は1年ごとの更新費用が必要になります。
<ポイント>
■ハイフン「-」を効果的に
例えば「tanakareform」と「tanaka-reforem」では、後者の方がすっきりと読みやすい印象になります。
文字を並べただけでは分かりづらいような時は、ハイフン「-」を使って理解しやすいようにしましょう。
■省略する
例えば「yesreform-renovation」では少し長すぎる印象があります。
このような時は「yesreform-reno」など、省略してもその単語自体で意味が伝わるものや、前後の英字などでイメージができるケースもあります。
このように、ドメインを決める際は、「わかりやすい」をまず第一に、長くなり過ぎないようなドメイン名にしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
信頼感や安心感を感じてもらうことが大切な建設・建築業。
ホームページの中身だけではなく、ホームページのドメインも会社のイメージに大きく関わってきます。
読みづらいドメインは企業ブランディングには不向きですので、事業内容やアピール要素が伝わる「わかりやすい」独自ドメインで企業イメージをアップさせましょう。
弊社は建築業とホームページ制作2軸の会社であり、実経験から得た知識とノウハウでお客様に最適なホームページをご提案いたします。
もちろん、ドメインを決める際も分かりやすくイメージアップにつながるドメイン名ご提案のお手伝いも可能です。
ホームページ運営のお困りごとやリニューアルのご相談など、ぜひぜひ当社へお気軽にご相談ください!!
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