建築業界で成功するためには、今やデジタルな存在も欠かせません。
しかしこれからサイト立ち上げをお考えの方は、何から手を付けていいかもわからないのではないでしょうか?
このコラムでは、建築業者専門サイトがどのようにして作成され、立ち上げられるのか、その舞台裏に迫ります。
建築業者専門サイトが形になるまでのプロセスについて、ぜひ一緒に考えていきましょう。
建築業者の方がホームページを作りたいと思っても、見積もりの取り方すらわからないのではないでしょうか?見積もりを取る際の基本的な手順をご紹介いたしますので、参考にしてください。
ニーズの明確化
まず、ホームページ制作の目的と要件を明確にしましょう。何を達成したいのか、どのような機能やコンテンツが必要かを考えます。
コンテンツとは?
「コンテンツ」とは、情報やメッセージが表現された形式や内容を指す広範な用語です。
例)
・テキストコンテンツ:テキストはウェブサイトの基本であり、記事、ブログポスト、説明文、ニュース、ストーリーなど、情報を伝えるために使われます。ウェブページの本文はテキストコンテンツの一例です。
・画像コンテンツ:画像は視覚的な情報を伝えるのに役立ちます。写真、イラスト、グラフィック、図表、アイコンなどが含まれます。画像はウェブサイトの視覚的な魅力を高める役割も果たします。
・ビデオコンテンツ:動画は情報を視覚的に提示し、説明するために使用されます。YouTubeなどのプラットフォームから埋め込まれた動画やウェブサイト専用のビデオコンテンツがあります。
必要なページ数
次に必要なページ数を検討しましょう。
ページ数とは?
雑誌やパンフレットの場合はページをめくることで何ページあるかを数えられますが、ホームページの場合は、https://で始まる「URL単位」で数えます。
一般的には、5ページで構成されているホームページが多いです。
例)
・トップページ
・会社概要
・事業内容
・アクセス
・お問い合わせページ
予算の設定
ホームページ制作にどれくらいの予算を割けるかを確認しましょう。予算は後の見積もり取得において重要な要素です。
一般的な予算とは?
シンプルなホームページの場合、50万円~80万円くらいが相場です。まずは最低50万円を設定しておくといいでしょう。
ウェブ制作会社の選定
ウェブ制作会社を選定するために、インターネットで検索を行います。信頼性のある業者を見分けるため、制作事例や実績、顧客の評判を確認しましょう。
見積もり依頼
選んだウェブ制作会社に見積もりを依頼します。要件や予算に関する詳細情報を提供し、ホームページ制作の目標や範囲・要件などを説明します。
複数の見積もりを比較
複数の見積もりを受け取ったら、それらを比較検討します。価格だけでなく、提案された機能、デザイン、納期、サポートなども考慮します。
ホームページ制作を依頼する際に最低限必要なものをご紹介いたします。
要件と機能
ホームページの必要な機能や要件が必要です。すでに気に入っているサイトがある場合は、参考サイトとして提出するのもいいでしょう。
コンテンツと素材
サイトに使用するテキスト、画像、ビデオ、ロゴなどのコンテンツ素材を提供します。もし何もない場合は、制作会社で撮影を行いホームページに入れ込みますが、撮影料が別途発生するため割高になります。
デザインの方向性
サイトのデザインについての方向性やイメージを示し、ブランディングやユーザーエクスペリエンスの要素を考慮します。
・建築会社のサイトは「モダンで清潔なデザイン」が人気です。
イメージカラー
建築会社のイメージカラーは、信頼性を表現するために選ばれることが多いです。一般的に建築会社のサイトで人気のあるイメージカラーをご紹介いたします。
【青】青は信頼性と専門性を示すカラーとされており、建築会社のプロフェッショナリズムを強調するために使われます。また、青はクリエイティブ性も表現できるカラーです。
【グレー】中灰色やダークグレーはモダンで洗練された印象を与え、建築プロジェクトのプロフェッショナリズムを際立たせます。グレーは持続可能性と安定感も表現できます。
【緑】緑は持続可能性、環境への配慮、自然との調和を象徴するカラーです。特に緑色はエコフレンドリーな建築プロジェクトや環境に配慮した設計に関連付けられることがあります。
【ホワイト】ホワイトはクリーンでモダンな印象を与え、シンプルさや透明性を表現します。建築のデザインや美しさを際立たせるのに適しています。
【ブラウン】ブラウンは地の色であり、信頼性と安定感を伝える助けになります。また、木材や自然素材との関連性も示すことができます。
予算とスケジュール
プロジェクトの予算範囲や納期を設定し、それに合わせた計画を策定します。予算内での効果的な運用が重要です。
コミュニケーションとフィードバックプロセス
サイト制作の進捗状況を定期的に確認し連絡を取り合うため、コミュニケーションどのように行うのか決めておく必要があります。最近ではオンラインミーティングで連絡を取り合うのが主流です。
ホームページ作成の契約手続きについて
制作会社が決定したら契約手続きが必要です。一般的なウェブサイト制作の契約手続きのステップを順にご紹介いたします。
提案の詳細化
選定した業者と共に提案の詳細を検討し、任意の変更や追加を協議します。提案書はプロジェクトの全体像を示す重要な文書です。
価格の合意
ウェブサイト制作のコストについて合意し、契約金額と支払いスケジュールを決定します。デポジットや分割払いなどの支払い条件も含めます。
契約書の作成
契約書を作成し、プロジェクトの詳細、スコープ、価格、支払い条件、納期、権利と責任、契約終了条件などを含めます。法的なアドバイスを受けることをおすすめします。
契約書の審査
契約書を双方の当事者が審査し、理解し合います。必要に応じて調整や交渉を行います。
署名と日付
契約書が双方の当事者によって署名され、日付が記入されます。これにより、契約が正式に成立します。
デポジットの支払い
契約に基づいてデポジットや初期支払いが行われます。これは制作の開始を確保するためのものです。
プロジェクトの開始
契約が正式に成立したら、ウェブサイト制作プロジェクトが開始されます。デザイン、開発、コンテンツの制作などが進行します。
進捗とフィードバック
プロジェクトが進行するにつれ、進捗を確認し、フィードバックを提供します。必要に応じて修正や調整を行います。
完了と納品
ウェブサイトが完成したら、最終的なテストと品質管理を行い、納品します。
最終支払い
ウェブサイトが納品された後、残りの支払いが行われ、契約が完了します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
実際には、このような流れでホームページ作成が進んでいきます。そして、契約手続きはサイト制作の進行において非常に重要ですので、しっかりと確認をしながら進めていきましょう。
弊社の「建築専門サイト」では建築業の皆さまに向けて、思い通りのサイトが出来上がるよう、とことんご希望をヒアリングいたします。
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