◇ 建設業の失敗しないホームページの基本構成 ◇
建設業のホームページにおいて一番大切なことは「信頼感のあるホームページ」かどうかです。
理由は、建設業のお客様はご自分の大切な住まいのリフォームやリノベーション、または新築するという目的のため、施工した建物に欠陥などがないように、そして取引金額も大きいということから、より多くの情報を集めます。
多くの会社を比較検討した結果、施工会社を決める一番のポイントは、自分の家の施工を任せて信頼できる会社かどうかということなので「信頼感のあるホームページ」であることが大切なのです。
では「信頼感のあるホームページ」にするためにはどのような構成にすれば良いのでしょうか?
今回は、集客UPにもつながる、建設業の失敗しないホームページの基本構成をご紹介します。
では信頼感のあるホームページとは具体的にどういうものなのでしょうか?
ポイントをまとめました。
【カラ―】
目立たせたいからと言って、カラフルに色をたくさん使うのはポップな感じになるためNGです。使う色はベースカラ―、メインカラ―、アクセントカラーの3色に絞りましょう。
・ベースカラー
最も大きな面積を占める基本の色。余白や背景などに使う色なので、明度の高い色、淡い色を選びましょう
・メインカラー
サイトの印象になる色なので、ターゲットのイメージに合わせた色など、色の印象を考えながら決めましょう。
・アクセントカラー
一番目立つ色で、全体を引き締める、ユーザーの目を引く役割なのでお問い合わせフォームのボタンなどに使います。
・色の印象例
赤 : エネルギッシュ、強いインパクト、情熱
青 : 信頼と安全、安心感、知的、誠実、清潔感
オレンジ : 親しみ、元気、楽しい、活動
黄色 : 明るい、快活、希望、陽気
緑 : 健康、リラックス、安らぎ
紫 : 高貴、優雅、癒し
グレー : 落ち着き、穏やか、上品、安定
黒 : 神秘、高級、威厳
【フォント】
ゴシックや明朝などスタンダードなフォントが適しています。
ゴシック体はシンプルな書体なため、見出しから本文までよく使われています。
個性的なフォントで失敗するとホームページの印象が安っぽくなり、信頼感を失ってしまうかもしれません。
文字サイズも大切です。
小さい文字はデザイン性が高いですが、お客様にとって読みにくい場合もあります。
Googleの推奨基本フォントサイズは16pxですので、14px~16pxがおすすめです。
【レイアウト】
情報をたくさん掲載したいからといって情報を詰め込みすぎると、ホームページの印象が安っぽくなり信頼感を感じづらくなります。余白を上手に使いながらスッキリレイアウトしましょう。
また、文章の字間や行間は広すぎても狭すぎても読みにくいので、注意しましょう。
素敵なデザインのホームページで素晴らしいコンセプトを語っても、施工事例が見劣りするものでは信頼感が失われてしまいます。
建設業のホームページにおいて、施工事例から感じる品質の高さが、お客様が施工会社を選ぶ理由に大きく影響するので、施工事例は何よりも重要なのです。
施工事例は多ければ多いほど、多くのお客様から支持を受けているという実例ですので、
どのような施工なのか、施工のポイントや工夫した点など詳細情報を掲載しましょう。
施工事例を詳しく掲載することで、お客様に対しての対応や、仕事への取り組み姿勢などが伝わり、信頼感につながります。
そして、施工事例にはできるだけ多くの写真を掲載するのがポイントです。
写真はクオリティの良いものを選び、簡単な説明文をいれます。
さらに施主の声があれば、お客様の信頼性はより高まります。
自分が家のリフォームを検討した時、自分の希望に似ている施工事例がある会社をみつけたら興味をもちますよね。
いくらお得なプランがあっても、自分の希望通りの結果が得られそうにないと思われてはお問い合わせにつながりません。
建設業のホームページの構成において優先順位
1. 施工事例
2. お客様の声(施主の声)
3 .業務内容
4. 会社案内
このように配置します。
まず、「施工事例」を掲載しお客様にむけてしっかり実績を見ていただき、お客様の希望にあう工事ができる会社なのか、さらに「お客さまの声」で、お客様にとって信頼できる会社なのかどうかを知って頂きましょう。
そのうえで、「業務内容」で他の細かな内容を伝え、「会社案内」でどういった会社なのかを詳しく知って頂き、「問い合わせフォーム」でお問い合わせをいただくという流れがおすすめです。
建設業のホームページにおいて「信頼感」を得ることが最も重要ですが、デザインを決める上では、ターゲットを設定することも重要なポイントです。
ターゲットを設定し、ターゲットに合ったデザインのテイストにしましょう。
例えば、キッチンリフォームなどではご主人より奥様の方が具体的な希望を持っていることが多いため、ホームページのターゲットを奥様にします。
ターゲットよりさらに詳細なペルソナを設定すれば、どんなお客様がどんな施工を希望されるのか方向性が定まります。ナチュラルで可愛らしいテイストが好きな奥様なのか、スタイリッシュでモダンなテイストが好きな奥様なのかペルソナを設定することにより、ホームページのデザインのテイストが決まります。
ターゲットを絞り、テイストを決めたデザインのほうがより訴求力が高まるので、しっかりデザインのテイストを決めることが重要なのです。
いかがでしたでしょうか?
ホームページの基本構成を参考に「信頼感のあるホームページ」で集客UPにつなげましょう。
弊社は建設業特化型のホームページ制作会社です。
ホームページ運営のお困りごとや、リニューアルの相談などありましたら、ぜひ弊社までご相談ください!!
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