応募を増やす建設業の採用ページ作り|必須コンテンツと改善ポイント
建設業界では「人材不足」が大きな課題となっています。
特に採用ページを整備しているにもかかわらず、「応募が思うように集まらない」という声は少なくありません。
実はその原因の多くが、採用ページに載せる内容や見せ方が十分でないことにあります。
求職者は求人票の条件だけで判断するのではなく、職場の雰囲気や働きやすさ、キャリアの可能性など“リアルな情報”を求めています。
本記事では、応募を増やすために建設業の採用ページに必要なコンテンツと改善ポイントを整理し、実務目線で解説します。
まずは自社の採用ページが応募者にどう映っているのか、無料相談で確認してみませんか?
▶無料相談はこちら
目次
1. 採用ページが成果につながらない理由
多くの建設会社が「採用ページはあるのに応募が来ない」と悩む背景には、いくつか共通点があります。
-
求人票と同じ内容しか載っていない
→ 他社との差別化ができない。 -
テキストばかりで雰囲気が伝わらない
→ 働くイメージが湧かず、応募につながらない。 -
応募導線が分かりづらい
→ フォームにたどり着く前に離脱されてしまう。 -
情報が古いまま更新されていない
→ 「動いていない会社」という不安を与える。
応募が少ないのは、必ずしも会社の魅力がないからではありません。
魅力が伝わっていないから応募されないケースが多いのです。
建設業の採用課題やホームページの活用方法については、こちらの記事をご覧ください。
▶建設業の採用ガイド|中小企業・サブコンの課題を解決するホームページ活用法
2. 採用ページに必ず載せたい内容
建設業の採用ページで成果を出すには、求職者が安心して応募できるような情報を盛り込むことが欠かせません。
-
会社紹介・代表メッセージ
理念や想いを伝えることで「どんな会社なのか」が伝わる。 -
社員インタビュー
若手・中堅・ベテランをバランスよく紹介し、多様な働き方を見せる。 -
1日の仕事の流れ
写真と解説で、現場やオフィスの具体的な一日をイメージさせる。 -
職場や現場の写真
作業風景や集合写真など、雰囲気を“見える化”。 -
福利厚生・教育制度
資格取得支援や休暇制度など、長く働ける安心感をアピール。 -
募集要項
給与・休日・勤務地など、条件を整理して分かりやすく掲載。 -
応募方法
応募フォーム、電話、LINEなど複数の手段を提示。
求人票だけでは伝わらない「会社の顔」としての採用ページを作ることが大切です。
3. 応募者の不安を解消する情報を追加する
応募者は「この会社に入って大丈夫かな?」という不安を抱えています。
それを払拭できる情報を掲載することで応募率は大きく変わります。
-
FAQ(よくある質問)
「残業は多い?」「資格がなくても大丈夫?」といった疑問に答える。 -
キャリアアップの流れ
入社から数年後までのキャリアモデルを提示する。 -
社内イベントや福利厚生の写真
働きやすさや人間関係の良さをアピールできる。
安心感を持ってもらうことで、応募のハードルが下がります。
4. 応募を増やす導線設計の工夫
採用ページは内容だけでなく「応募しやすさ」も成果を大きく左右します。
せっかく魅力的な情報を掲載しても、応募フォームまでたどり着けなければ応募にはつながりません。
-
ページ上部にエントリーボタンを設置
ページを開いた瞬間に「応募はこちら」が見えるだけで行動率が高まります。 -
スクロールしても常に見える位置に導線を固定
下まで読まなくてもワンクリックで応募ページへ遷移できる仕組みを作ると効果的。 -
入力項目を最小限にして離脱を防ぐ
氏名・連絡先・希望職種程度に絞り、詳細は面接時に確認する設計がおすすめです。 -
スマホ対応は必須
多くの応募者はスマートフォンからアクセス。フォーム入力が煩雑だと離脱につながります。
さらに効果的なのは、応募後の流れ(選考フロー)を簡単に記載しておくことです。
「応募 → 面接 → 内定までのステップ」が見えるだけで安心感が生まれ、応募のハードルを下げられます。
「読みやすさ」と「応募のしやすさ」を両立させることで、応募率は大きく改善します。
5. 定期更新で信頼を高める
せっかく整えた採用ページも、更新が止まってしまえば効果は薄れてしまいます。
古いままの情報が並んでいると、「この会社、営業しているの?」という不安を与えてしまうこともあります。
-
新入社員紹介や現場レポートを追加
新しい仲間や最新プロジェクトを紹介することで、会社の今を伝えられます。 -
社員インタビューを定期的に入れ替える
同じ人の声だけでは「更新されていない」と思われがち。新しい社員や役職者の声を追加していきましょう。 -
写真を半年〜1年ごとに差し替える
制服や現場の雰囲気も少しずつ変わります。最新の写真は「活気ある職場」を印象づけます。 -
ニュースやトピックスを短く更新
会社の取り組みや地域イベント参加など、小さなニュースでも発信することで信頼感が増します。
情報が新しいだけで、「この会社は今も成長している」「安心して応募できそうだ」という印象を与えられます。
まとめ:採用ページは「応募を増やす会社の顔」
建設業の採用ページは、求人票の補足ではなく、応募者に選ばれるための会社の顔です。
仕事内容や条件を伝えるだけでは不十分で、職場の雰囲気・働きやすさ・成長環境といったリアルな情報を見せることが、応募の決め手になります。
本記事で紹介したように、
-
会社の理念や社員の声を載せる
-
写真や動画で雰囲気を見える化する
-
応募導線をシンプルに整える
-
定期的に更新して「今の会社」を伝える
といった工夫を積み重ねることで、採用ページは応募を生む強力なツールになります。
私たちは建設業の現場を理解しているからこそ、御社の採用課題に合わせた改善をご提案できます。
まずは自社の採用ページがどのように見られているのか、無料相談でお気軽にご確認ください。
建設業の現場を知っているからこそ、
施工事例の見せ方や地域SEO、採用ページの工夫など、
業界特有の課題に合わせたご提案が可能です。
「他社では分かってもらえなかった悩み」をぜひお聞かせください。
建築系、工務店、リフォーム専門のHP制作なら
ウェブコンシェル
集客の上がるサイトを企画・提案いたします!
株式会社イエスリフォーム
ウェブコンシェル事業部
〒103-0005
東京都中央区日本橋久松町13-1
TEL:0120-16-1244
監修者プロフィール
齋藤 直樹
株式会社イエスリフォーム 代表取締役社長
1976年、千葉県生まれ。
2012年に株式会社イエスリフォームを設立し、ITと建築をつなぐ事業をスタート。翌年からは内装デザインやリフォームも手がけています。
現在は、建築アプリの開発や地域サイトの運営、ビル再生プロジェクトなど、地域に根ざした活動を展開中。
現場目線で「わかりやすく、親身に」情報を届けることを大切にしています。