今や、ほとんどの企業がホームページを持ち、企業ごとにそれぞれビジネスに役立てています。
ホームページのリニューアルを含め、弊社にホームページ制作をお問い合わせいただくお客様に必ず確認していること、それは「なぜ、ホームページを作成(リニューアル)したいと思ったか。」です。
これは、ホームページを持つ(リニューアルする)目的を明確にすることで、目的を達成するめのホームページ制作が可能になるためです。
今回は、多くのお客様のホームページ制作の目的の中で特に多い、「集客」「採用」「名刺代わり」の3つに絞り、ホームページに載せるべきコンテンツなどをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
建築・建設業のお客様が、今後の集客に向けてホームページを作成する際には、以下のポイントに注意しながら中身を構築することが重要です。
■ビジュアルの魅力
建築・建設業者のホームページにおいて、閲覧者が初めて訪問した際の第一印象は非常に重要です。
見栄えの良い美しい写真や動画を使用し、建築物や施工実績の魅力を引き出しましょう。
プロジェクトの完成図やビフォーアフターの写真によって施工後の建物をイメージさせ、期待感を持たせることができます。
■自社のサービスや施工の特徴
その会社がどのような建築・建設サービスを提供しているのか、どのような特徴や強みを持っているのか、これこそが、お客様が依頼先を決める決定打ともなる重要となるポイントです。
他社との比較検討材料となるよう、サービス内容や施工実績、資格や認証、クライアントの声などを掲載し、信頼性と専門性をアピールしましょう。
■お問い合わせや見積もり依頼のしやすさ
業者へコンタクトを取るハードルを下げるため、「お問合せ」「見積依頼」がしやすい環境を用意しましょう。
明確な連絡先情報やお問い合わせフォームを設置することで、訪問者がスムーズにアクションを起こせるようになります。
■お客様の声、施工実績
自社で施工をしたお客様の感想は会社の信頼性を格段に高めます。
また、施工実績はリアルな施工イメージを膨らませ、工事への期待感を与えることができます。写真にもこだわりながら、Before/Afterの掲載など工夫をこらして自社の施工の魅力を伝えていきましょう。
集客のためのホームページには以上のようなコンテンツ(中身)が必要とされます。
またコンテンツ以外にも、SEO対策:=検索エンジン最適化(SEO)も考慮することが重要です。
各所キーワードの適切な設定やスマートフォン対応、コンテンツ自体の質、など、検索エンジンの評価基準に基づいた施策を行い、検索結果での表示順位向上を目指しましょう。
近年、『採用活動』を目的とする建築・建設業のお客様も多くいらっしゃいます。
ほとんどの方がインターネットを通じて就職活動を行っている今、ホームページが無い、あっても情報が乏しい、このような状況は就職活動者に不安を与え、企業候補から外れてしまいます。
・なかなか応募がなく人手が不足している
・毎年新卒者を雇用したい
・優秀な人材をコストをかけずに募集をしたい
このような場合は、ホームページを使って採用活動を行うことも一つの方法です。
■代表者メッセージ(企業風土、理念、社風などを伝える)
■仕事紹介(具体的な仕事の紹介)
■先輩スタッフのインタビュー(勤務の様子、働き方などについてリアルな声を届ける)
■募集要項(給与、福利厚生など応募者が必要とする情報の掲載)
■エントリーフォーム(フォームを設けることで電話に比べ応募のハードルを下げることができます)
このような内容で採用に特化したページ(サイト)を設けることで、採用情報を掲載してくれる媒体のような月額サービス利用料や手数料などのランニングコストを掛けずに採用を行うことが可能です。
また、自社サイトに採用情報が充実している会社は応募者に信頼性と良い印象を与えます。
これからの会社の未来に向けて人材採用・育成に力を入れたい場合はぜひ採用サイトの作成をおすすめします。
目的その3:「名刺代わり」
もう一の目的、「名刺代わり」として会社のホームページを持ちたいというケース。
主に下請けとしてある程度の固定業務量がある場合など、会社の認知程度でよく、集客や採用性は必要無いというものです。
この場合は会社情報などの基本要素で構成します。
【会社概要】
会社概要では、「社名」「所在地」「連絡先」「設立」「取引先情報」などの会社概要にプラスし、経営理念や代表メッセージなどを簡潔に紹介することで、信頼性を高めます。
【事業案内】
自社のサービスや施工の特徴について記載しましょう。
得意な分野や専門性を簡潔に説明し、ビジネスパートナーや顧客に対して、自社の強みや価値を伝えることが目的のページです。
【新着情報】
新着情報は会社からの知らせを発信する場です。
休業日のお知らせなどはもちろん、ブログとして、または施工事例の紹介としても活用できます。その他、イベントの告知や採用情報など、様々な内容の情報提供が可能です。
【お問合せフォーム】
名刺代わりとはいえ、自社に興味を持った方が簡単にお問い合わせできるようにお問合せフォームの設置は必要です。入力項目は最小限で構いませんので、顧客から会社へのコミュニケーションツールを確保しましょう。
以上が、名刺代わりのホームページに必要な要素です。
必要な情報はシンプルに、動線は親切に。訪問者にとって信頼性を感じる構成にしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ホームページを作る目的によっても構成・中身が全く違うということがお分かりいただけたでしょうか。
ホームページを作る、リニューアルをする、その目的に応じて構成し、見せ方も工夫していくことが、効果の出るホームページを作る最初のポイントです。
どのようなホームページを作るべきかお悩みのお客様へは、何が必要か、何を訴求するべきか、そのような課題の洗い出しや方向性のご提案も私たちがサポートします。
ぜひ一度ウェブコンシェルへお問合せください。
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