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「ホームページの保守」とは何かご存知ですか? その中身と必要性について解説!

  • 公開日:

 

ホームページ制作後の「保守」という言葉はご存知でしょうか?

今回は、Webサイトを運用するために必要不可欠な「保守」について、その中身を必要性についてお伝えしていきます。

また、“保守”とセットで認識されることが多い、制作後の“更新”についても詳しくご紹介したいと思います。

ご自身の会社のホームページがより良い状態で運用できるよう、今後の参考にしていただけたら幸いです。

 

 

「保守」の中身 基本情報を解説!

ホームページを公開するにあたっては、公開する場所=サーバーとドメインを確保する必要があることはご存知の方も多いと思います。

そしてそのサーバー環境の確保・維持こそが、ホームページの「保守」と呼ばれるものと理解しましょう。

 

~ドメインとサーバー自体の維持費~

■ドメインとは?

ドメインとは、いわゆるインターネット上のホームページの「住所」です。

ドメインによって、ホームページはインターネット上に居場所を確保し、閲覧者もホームページへとたどり着くことができます。

 

■サーバーとは?

ドメインがインターネット上の住所だとすると、サーバーは「土地」となります。

土地(サーバー)があって住所(ドメイン)があり、そこに家(ホームページ)が建ち、成立しているイメージです。

 

基本的に、サーバーやドメインといったものは年単位で金額を支払って契約をしているため、ホームページの運用を続ける限り、契約更新の度に支払が発生します。仮に支払いが行われなかった場合、そのホームページは表示されなくなります。

 

 

~セキュリティ機能~

現在のホームページでほぼ入っているセキュリティに「SSL」というものがあります。

SSLは個人情報をやり取りする場合に、それらの情報を暗号化して通信するための電子証明書です。

主にECサイトや、EC機能がなくても、お問合せフォームのような個人情報の送信において情報の盗難を防ぐために大切な機能です。

このSSLは、「電子証明書」の取得に費用が掛かるケースがあり、有料の場合は年単位で費用が掛かると認識しましょう。

 

 

~CMSのバージョンアップ~

CMS(コンテンツ管理システム)のバージョンアップは、CMSソフトウェアの新しいバージョンへの更新作業のことです。

具体的には、既存のCMSに対し、新しい機能や改善点、セキュリティの強化などを導入する作業です。

これによってホームページの安定性や操作性が良くなったり、ホームページの更新担当者が問題無くスムーズにコンテンツを更新できるような環境が整います。

また、セキュリティの脆弱性に対するアップデートも行われるため、最新のバージョンへの対応が必須といえるでしょう。

 

実際の保守対応はどうする?

このように、ホームページの「保守」と呼ばれるものはホームページを安全に、そして快適に運用していくうで必要不可欠な内容ばかりです。

 

ホームページのサーバーを自社契約している場合、ホームページの「持ち主」が対応を行うことが多いのですが、実際の対応にはある程度の知識と作業工数を必要とするものもあります。

そのため、できればホームページ制作会社と保守サービスの契約を結び、対応を任せられると安心ですね。

 

 

~実際の保守費用目安~

保守費用自体は、サーバー会社が自社契約か、それとも制作会社の持っているサーバーを利用するか等によっても違いはありますが、実際にはだいたい数千円/月程度であることが多いでしょう。

 

なお、会社でホームページのドメインを活用したビジネスメールを使っている会社も多いと思いますが、これらも実はサーバー契約をしているからこそ利用できるものです。

 

ホームページを作成すれば、だいたいどこのサーバー会社でも同時にメールアカウントの作成権限がありますので、ホームページとメールを一括管理できると非常に安心ですね。

 

そして、制作会社の「保守サービス」には、これらメールアカウントの管理等も含まれています。

 

実際当社では、

『社員が増えたからアカウントを追加してほしい』

『スタッフが辞めたからメールアドレスを削除してほしい』

『メールの送受信ができなくなったから原因を調べてほしい』

といったご連絡をいただき、都度対応をしています。

 

また、緊急時のトラブル対応も保守サービスに含まれることが一般的です。

突然ホームページが見られなくなってしまった場合、原因究明と復旧の対処等を行うのも制作会社の大切な仕事です。

※制作会社や保守の契約内容によっては緊急時の対応が有償となることもあります

 

保守の“範囲外”となるものは?

先ほどご紹介したような、基本的なサーバー・ドメインの維持管理、メール環境の管理などは原則保守の範囲内となるでしょう。

 

一方、ホームページ運用において「保守」の範囲外とは異なるものもありますので、覚えておきましょう。

 

■ホームページの更新・修正作業

ホームページ公開後に、文章の変更や画像の差し替えを行う場合は、「保守」とは別の、「更新」といったサービスの区分になります。

例えば、

“かっこいい現場写真が撮れたので、ホームページの一番上の写真を差し替えてほしい”

“施工事例を載せてほしい”

“新しいサービスを始めたのでコンテンツを追加したい”

など。

 

このような依頼は、保守+更新対応のサービスを契約している場合を除き、基本的には別途費用が発生します。

※費用は内容によって異なります

 

なお弊社制作のホームページの場合は、基本的に「施工事例」や「施工ブログ」、「新着情報」といった更新系のコンテンツをお客様側で簡易に更新・修正できるようなシステムを組み込んでいるので、社内で対応していただける環境を整えており、自社対応の際は費用は掛かりません。

(忙しくて手が回らない、といった企業様からは、サポート契約にて更新の代行を承っています!)

 

まとめ

いかがでしょうか。

制作会社によっても、「保守」という言葉で表現される範囲は違いがありますが、基本的にはホームページを安全に表示させるための「保守」、何かを足していくサポートは「更新サポート」、など、それぞれ範囲が決まっており、範囲によっても費用が異なります。

ホームページは作って終わりではありませんので、ご自身の会社のホームページにはどの程度のサポートを依頼する必要があるかを見極めながら、サポートも円滑に行ってもらえる制作会社を選びましょう!

 

 

 

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投稿者プロフィール

株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
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