◇ Googleアナリティクスを活用しよう! ◇
「Googleアナリティクス」をご存知でしょうか?
Googleアナリティクスとは、アクセス解析やWebマーケティングする上で必要不可欠なツールのことです。
アクセス解析、Webマーケティングと言うと、なんだか難しく感じてしまうと思いますが、使用するレポートのポイントを知れば難しくはありません。
「Googleアナリティクス」を使うと、自社のWebサイトの訪問者数や、流入経路、行動パターンなどのデータを知ることができ、このようなデータをチェックすることで、自社のWebサイト運営の改善につながります。
今回は、Googleアナリティクスの基本ポイントについてご紹介します。
Googleアナリティクスは、Googleが無料で提供しているサービスのことで、Webサイトのアクセスに関するデータの計測や解析を行うことができます。
リアルタイムで、Webサイトを見ているユーザーが何人なのか、どんなデバイスで見ているのか、滞在時間はどのくらいなのかなどが分かるので、Googleアナリティクスを活用することにより、ユーザー像を可視化することができWebサイトの現状把握、課題の抽出、改善に繋げることができるのです。
Googleアナリティクスは6つの管理画面から成り立っています
(1) ホーム
リアルタイムのアクセス状況や、Webサイトへの訪問者数がわかります。
(2) リアルタイム
リアルタイムでのアクセス状況がわかります。
現在サイトに訪問している人は何人か、実際に閲覧しているページも特定できます。
(3) ユーザー
閲覧した人の性別や年齢、閲覧者の地域などがわかります
想定していたターゲットとユーザーは同じなのか、想定していなかったセグメントからのアクセスなのかが分かるので、ターゲットが明確になります。
(4) 集客
ユーザーがどのような経路でWebサイトに訪問してきたのかが分かります。
自然検索(ユーザーが検索したキーワードの広告枠を除いた検索結果のこと)、広告、SNSからなのか流入元がわかります。
どのように自社サイトに訪問してきたのかを知ることで、なにに注力して自社サイトへのアクセスアップをさせるべきなのかが分かります。
(5) 行動
ユーザーが良く見ているページはどこなのか、どのような順番でページを見てお問い合わせ(コンバージョン)しているのかを知ることができます。
ユーザーは、どのページに興味をもったのか、どのページが直帰させているのかがわかるので、どのようにWebサイトを改善するべきなのか分析できます。
(6) コンバージョン
設定した目標に対しての達成率がわかります。
Googleアナリティクスで自社サイトの訪問状況、流入経路、行動パターンなどいろいろなデータが把握できます。
ではGoogleアナリティクス管理画面のどこをチェックしたら良いのでしょうか?
チェックポイントを3つご紹介します。
(1) ユーザー
・訪問状況を知るには「ユーザー」をチェックしましょう。
ユーザーの「概要」をクリックしてください。
何人のユーザーが自社のWebサイトを訪れたのか、どんなユーザーが自社のWebサイトを訪れたのかを知ることができます。
それぞれの指標が表している情報をまとめました。
セッション
ユーザーがWebサイトに訪問してから離脱するまでの行動の回数
自社のWebサイトに何回訪問されているかが分かる指標
1回アクセスすることを1セッション
例)Aさんが、昼にサイトを訪問し、夕方また同じサイトに訪問した場合、セッションは2回、ユーザー数は1となります。
ユーザー
Webサイトに訪れたユーザーの数
自社のWebサイトは何人の人に見てもらえているのかが分かる指標
例)Aさんが1日のうちに3回同じサイトに訪問してもユーザー数は1、セッション数は3となります。
ページビュー数(PV数)
Webサイト内のページが回遊なども含めて表示された回数
自社のサイトのページを何回くらい見られているのかが分かる指標
ユーザーや訪問回数に関係なく表示されたページの合計数なのでPV数が多いほどそのWebサイトはたくさん見てもらえていることになります。
例)Aさんが、トップページ→施工事例→会社案内という経路でサイト内を移動するとPV数は3になります。
ページ / セッション
ページビュー数÷セッション数
1セッションあたり何ページ見られているかが分かる指標です
数値が高いほど、いろんなページを見てもらえているサイトになります
平均セッション時間
1セッションの平均時間
ユーザーが訪問してから離脱するまでどのくらいの時間サイトを閲覧したかが分かる指標。
直帰率
Webサイト内で他のページを見ることなく、1ページしか見ずにそのままサイトから離れた割合
新規セッション率
サイトを訪問したユーザーのセッションのうち、初めて訪問したユーザーの割合です
この値が高ければ、新規ユーザーを取り込んでいることになります
他にユーザーの項目から分かることは
「地域」
言語、国、都道府県がわかります
「モバイル」
ユーザーがパソコン、携帯、タブレットなどどの端末からアクセスしているのかが分かります
(2) 集客
ユーザーがどのような経路から来たのかが分かります
Organic Search
検索エンジンのGoogleやYahooなどで検索して広告枠を除いた自社サイトに流入してきた数です
何のキーワードで流入してきたのかも分かります
Direct
どこから流入してきたか分からない場合
URLを直接入力したり、ブックマークやメールのリンクからなどの訪問
Social
Facebook、Twitterなどソーシャルメディアからの流入した訪問
Referral
他のWebサイトから紹介されて自社のサイトに訪問
Display
リマーケティングやディスプレイなどのバナー広告経由の流入した訪問
Paid Search
検索エンジンに表示されるリスティング広告などのインターネっと広告経由からの流入
(3) 行動
Webサイトに訪れたユーザーの動きが分かります
行動フロー
どのページからスタートして、次にどのページを見たのか行動がわかります
サイトコンテンツ
・全てのページ
どのページか見られているのかが分かります
ページごとのページビュー数、ページ別訪問数、平均ページ滞在期間、閲覧開始率、直帰率、離脱率があるのでどのページを強化すべきなのかなど対策を考えることができます。
Googleアナリティクスでできることはまだまだたくさんあります。
管理画面の項目がたくさんあって、どこを見れば良いのか迷ってしまいますよね。
まずは基本ポイントの「ユーザー」「集客」「行動」をチェックしてみてください。
それから、Googleアナリティクスをの管理画面の他のボタンをクリックしていくとどんどんいろいろな分析データに出会えます。
最初は面倒かと思いますが、Googleアナリティクスの分析データは自社のWebサイトをより活用するためのヒントになるはずです。
ぜひこまめにチェックして習慣にしてみてはいかがでしょうか。
弊社は建設業特化型のホームページ制作会社です。
ホームページ運営のお困りごとや、リニューアルの相談などありましたら、ぜひ弊社までご相談ください!!
投稿者プロフィール
最新の投稿
- 2024.11.20建築業界で顧客を引き寄せるホームページの秘訣
- 2024.11.18建築業者のためのホームページ作成ガイド
- 2024.11.15建築業者必見!ホームページ制作で差をつける3つのポイント
- 2024.11.13建築業の未来を見据えたホームページ制作のトレンド