◇ ターゲットとペルソナって重要なの? ◇
WEBサイトがあるのに、自社の商品やサービスの認知度がなかなかアップしない、集客がなかなかアップしないと感じていませんか?
その問題は、対象とするお客様を絞り込むことで解決するかもしれません!
マーケティング用語である「ターゲット」「ペルソナ」という言葉を聞いたことありますか?聞いたことある、なんとなく知っているけど違いがよくわからない方も多いのではないでしょうか。
意味は2つとも「対象とするお客様のこと」です。
では、ターゲットとペルソナは何が違うのでしょうか。
そして建設業にターゲットやペルソナは必要あるのでしょうか。
今回は、WEBサイトにおけるターゲットとペルソナについてまとめました。
ターゲットもペルソナも対象とするお客様であり、自社の商品やサービスを届けたい相手のことですが、では2つは何が違うのでしょうか?
・ターゲット
ターゲットとは商品やサービスを利用すると予想されるお客様のことであり、年代、性別、職業、年収などの項目で分類したグループです。
ターゲットをしっかり設定しないと、こういう人も、ああいう人にもといろいろな要望に答えようとして自社の特性や強みがアピールできません。
ターゲットは絞って設定するのがポイントです。
・ペルソナ
お客様の需要が多種多様になった現代では、より詳細なマーケティングが必要となっています。そこでもっとお客様に自社の商品やサービスを知ってもらうために、商品やサービスを使うお客様、または使ってほしいお客様のモデルを設定します。
趣味や価値観などパーソナリティーをもった人物像を設定することがペルソナです。
2 建設業界にはペルソナが重要!
建築業ではペルソナを設定することが重要です。
なぜターゲットではなく「ペルソナ」が重要なのか?
ペルソナはターゲットよりも商品やサービスを提供する対象を細かく設定していくことになるので、より明確にお客様を絞り込むことができます。
WEBの世界は、無数のお客様が存在し、無数のWEBサイトも存在します。お客様はいろんな検索ワードで、いろんなサイトに訪問します。
「リフォーム 費用」「北欧風 住宅」「古民家 リノベーション」などいろいろな検索ワードでサイトを訪問します。
そして訪問したサイトの中からお客様が会社を選ぶポイントは、自身の欲求や課題を解決する必要な情報がピッタリ自分に合うかどうかが重要なポイントなのです。
もし「北欧風 住宅」で検索したのに、「カルフォルニア風 住宅」のデザインばかりだとしたら、すぐにそのサイトを離れて別なサイトを検索しますよね。
お客様が必要としている情報を提案できているかどうかが重要なポイントです。
ペルソナを「自社のWEBサイトに訪問してもらいたいお客様像」で設定すれば、お客様の具体的なニーズが明確になり、お客様が何を必要としているのかをお客様目線で考えることできるので、お客様が必要としている情報を提案することができます。
そして自社が得意とする商品やサービスに絞ったペルソナ設定をすれば、それを望んでいるお客様が訪問してくれるのでお客様の満足度は高まり集客につながります。
今までいろんなお客様の要望には何でも応えてきたから、ペルソナなんて設定しなくてもよいのではと思う方もいらっしゃると思います。
それは対面で接客し、お客様の要望をしっかり聞いて対応してきたからではないでしょうか。
しかし、WEBサイトは違います。
WEBサイトは、この会社は自分に合っているか、相談してみようかどうかをお客様のほうで先に判断してしまいます。
サイトを見てお客様の必要な情報がなければ、違うサイトに行ってしまうのです。
お客様の必要な情報を提供するためにもペルソナを設定することが重要なのです。
では、どんなお客様にWEBサイトに訪問してもらいたいでしょうか?
自社の商品、サービスを購入するお客様の理想的な人物像を設定しましょう。
リフォーム会社の場合を考えてみます。
では、ターゲットとペルソナを比較してみましょう。
(ターゲット例)
男性
既婚
50代
東京在住
会社員
ペルソナはパーソナリティーをもった人物像を設定することなので
名前・年齢・性別・居住地・職業・役職・年収などの他に、趣味や特技、価値観、ライフスタイルなどできるだけ詳細な情報を設定します。
(ペルソナ例)
名前 西島 雅治
年齢 56歳
性別 男性
既婚
家族 妻(パート) 娘(26歳 既婚)
世田谷区在住 マンション
サービス業 課長 年収600万
平日はサービス業なので帰宅が遅い
料理が趣味 カラダに良い料理を作り週末はホームパーティをすることもある
運動不足のため休日は健康のためジョギングをしている
娘が結婚し妻と2人暮らしになったので、リビングを広くしたいので間取りを変えたい、趣味の料理のためアイランドキッチンにしたいと検討している
「都内に住む50代、既婚、会社員の男性」などの大まかなターゲット設定だと、趣味や嗜好、行動がバラバラすぎて具体的なニーズがまとまらず対象となるお客様がわかりにくいですが、ペルソナを設定することにより、お客様が必要としていることをお客様目線で提案ができるので、お客様は満足する情報を得ることができます。
ペルソナが検索しそうなキーワードをWEBサイトに盛り込めば、より親近感がわきWEBサイトの反響が増えるのではないでしょうか。
自社が得意とする商品やサービスに絞ったペルソナ設定すれば、お客様の満足度の高いサービスを提供することができます。
建設業はお客様の信頼が大事です。
満足度の高いサービスを提供していくことにより、お客様は「この会社なら大丈夫」と信頼し、集客アップにもつながるでしょう。
いかがでしたでしょうか?
建築業界でのペルソナの必要性と設定方法をご紹介いたしました。
ホームページ運営のお困りごとや、リニューアルの相談などありましたら、ぜひ弊社までご相談ください!!
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