◇ 工務店が取り組むべきブランディングとは? ◇
数ある工務店の中からお客さまに選ばれるためには、ブランディングが必要です。
リフォームを検討しているお客さまは、ネット検索をして自分の希望にあった工務店を選びます。
そのため、お客さまから選ばれる「ブランド」の工務店であることがポイントになります。
今回は工務店のブランディングについてお話します。
1 ブランディングとは
「ブランディング」と聞いて、大企業の戦略だから自社には関係ないと思っていませんか?
ブランディングは、どんな企業にも必要な戦略なのです。
ブランディングとはブランドをつくることです。
「ブランド」というと高級品のイメージがあるかと思います。
シャネルやエルメスなどのブランドはなぜ値段が高くても売れるのでしょうか。
それは、値段が高くてもそのブランドにお客さまは価値を感じているからです。
ブランドとは、消費者や顧客から自社の商品やサービスがほかの企業の商品やサービスと区別され価値を感じてもらうことです。
そしてブランドの付加価値を上げる仕掛けをつくり、信頼や共感を蓄積することによりお客さまから支持されることがブランディングです。
2 ブランディングのメリット・デメリット
メリット
・価格競争の回避
商品やサービスにしっかりとしたブランディングをすれば、価格競争に巻き込まれることを防ぐことができます。
ブランドが構築すれば、競合他社より価格が高くてもブランドの価値に見合った価格で商品やサービスを購入してもらえるので、価格競争から回避できます。
・販促効果
せっかくチラシや広告を打ち出ししても残念ながらブランド力がない工務店には、なかなかお問い合わせはきません。
ブランド力のある工務店であれば、自社の商品やサービスに対してお客さまからの信頼があるので、広告などを打ち出さなくてもお客さまが口コミなどで宣伝してくれる効果も期待できます。
デメリット
・ブランド構築には時間がかかる
ブランドの構築はすぐにはできません。
コツコツと自社の商品の質やサービスを高めていかなければいけません。
即効性はありませんが、長期的に取り組むことでさまざまな効果が期待されます。
・崩壊する時は一瞬
ブランド構築には時間がかかりますが、崩壊するときは一瞬です。
一度信用を失うと悪いイメージは長期にわたり持たれてしまいますので注意が必要です。
・コンセプトを明確に
どんな工務店になりたいですか?
どんなお客さまに購入していただきたいかなど、自社の理念などを明確化しましょう。
・自社の強みは何か
品質、デザイン、スピード、コスト、自社の強みはなんでしょうか?
・設計から施工まで自社で行うので品質とコストに自信がある
・女性スタッフが多いのでお洒落で暮らしやすい家の提案ができるなど
強みを明確にすると、ターゲット像が決まります
・ターゲットをきめる
自社のコンセプトや強みと整合性のあるターゲットを決めましょう。
どのようなお客さまに来てほしいのか、家族構成や職業、趣味などを想定してターゲットを明確にしましょう。
・ターゲットにむけたアプローチ
ターゲットの要望にあったアプローチをしましょう。
アプローチの内容がターゲットの要望とズレていると、ターゲットはこの会社では自分の要望を叶えることができないと感じてしまいます。
ターゲットに自社の特長や強み伝え有益な情報を提供し続けることでブランドが構築されます。
工務店においてブランディングが必要な理由は、競合他社との差別化です。
お客さまは、数多くの工務店を比較検討しその中から自分にあった会社を選びます。
お客さまに選んでもらうためには差別化は必要な戦略なのです。
ブランディングはお客さまから信頼と共感を得て支持されることです。
ブランディングを構築するまでには時間はかかりますが、価格競争を回避できるなどさまざまなメリットが期待できます。
ぜひこれを機会に「ブランディング」に取り組んでみてはいかがでしょうか?
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