◇ 見やすい・使いやすい!スマホサイトのユーザビリティとは ◇
スマホの普及により、ネット検索はPCではなくスマホを使う方がほとんどなのではないでしょうか。
「スマホ検索」という言葉があるくらい、Webサイトはスマホから閲覧されています。
PCと同じフォントサイズや画像の配置だとスマホでは見にくい場合があります。
そこで重要なのが「スマホのユーザビリティ」です。
今回は、スマホのユーザビリティについてまとめました。
PCとスマホでは使い方が違うため、それぞれのユーザーの行動を意識したデザイン設計が必要になります。
PC
PCは画面が大きくキーボードやマウスを使います。
そのため動画やゲームなども迫力があり、入力速度も速いので細かい作業や長文入力にも向いています。
スマホ
スマホはどこでもいつでも使えますが、画面が小さくタッチパネルです。
そのため画面1つにつき1つのアプリかサイトが見れるだけで、スクロールしなかったところの情報は見てもらえません。
またタッチパネルなので入力速度も遅く押し間違いなども多いので長文入力には向きません。
ユーザビリティ(Usability)とは英語で「使いやすさ」「便利さ」などの意味です。
Webサイトの品質において国際規格「ISO 9241-11」に基づく定義は
特定の利用状況において、特定のユーザーによって、ある製品が、指定された目標を達成するために用いられる際の、有効さ、効率、ユーザーの満足度の度合い。
ユーザビリティとは特定のユーザーにとっての使いやすさを高めることです。
【ユーザビリティの要素】
・1回利用したユーザーが2回目以降は素早く操作できる操作設計になっているか→効率性(Efficiency)
・誰でも簡単に操作方法が理解できるか→学習のしやすさ(Learnability)
・しばらく使っていなくてもまたすぐに使用できるか→記憶しやすさ(Memorability)
・システムエラーの発生率を低くする→エラー発生率(Errors)
・操作に問題なく楽しく利用できるか→満足度(Satisfaction)
見やすい・使いやすいスマホサイトにするには、ユーザビリティの5つ要素がポイントです。
では具体的にどうしたら見やすい・使いやすい!スマホサイトになるのでしょうか。
コンテンツの優先を考える
スマホは画面が小さいため、PCサイトで表示しているコンテンツをすべて表示すると見やすいWebサイトになりません。
ユーザーが求めている情報を優先に適切なコンテンツ量にする必要があります。
フォントサイズは12px以上で
スマホで10px以下のフォントは小さすぎて読みづらくなります。
ターゲットに合わせた配慮が必要です。
シニア層がターゲットの場合18pxくらいが安心です。
また場合によっては行間や、PSサイトより文字数を減らす工夫が必要です。
メニューは4~5個
サイト上部のグローバルメニューは、内容が整理されていないとユーザビリティが低下します。メニューの数は4~5個くらにし絞り、場合によっては階層を分けるなど配慮をしましょう。
テキスト入力は最小限にする
お問い合わせフォームなどのテキスト入力は最小限にする必要があります。
スマホでの入力はPC入力より面倒なため、チェックリストやドロップダウンを使ってユーザーのストレスを軽減しましょう。
ボタンやリンクはわかりやすく
スマホの画面はタッチパネルで操作するため、PCの画面のようにカーソルを画像や見出しに重ねてもマウスポインターは変化しません。
そのためクリックできるリンクかどうかがわかりにくいのでボタンやリンクはわかりやすく表示しましょう。
いかがでしょうか?
スマホ検索は今まで以上に重要視されてきています。
スマホの操作性や読みやすさなどを見直し、ユーザーに選ばれるスマホサイトにしましょう。
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