今やホームページは「インターネット上の事務所兼ショールーム」のようなもの。
お客様にとっては、最初にあなたの仕事を知る大切な場所です。
でも、「センスに自信がない」「何を載せればいいかわからない」と悩む方も多いのではないでしょうか?
ご安心ください。特別なデザイン力がなくても、いくつかのコツさえ押さえれば、誰でも“伝わる・選ばれる”ホームページをつくることができます。
このコラムでは、建築業界に特化した「わかりやすくて効果的なホームページづくり」のポイントを紹介します。
写真の見せ方から文章の書き方まで、すぐに使える実践的な内容をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
1. センスがなくても大丈夫!建築業界向け「おしゃれホームページ」の基本ルール
建築会社のホームページで一番大切なのは、「施工写真をいかに見せるか」です。
難しいデザインは必要ありません。たとえば、
-
背景は白やグレーなどシンプルに
-
高品質な写真を大きめに掲載する
-
文字は少なめにして、画像を引き立てる
たったこれだけで、ぐっとプロっぽく見えるようになります。
有名な建設会社のホームページ(たとえば清水建設や竹中工務店)も、あえて装飾を控えめにして、建物の写真を主役にしています。
また、WixやJimdoなどの無料ツールには、建築業向けのテンプレートもあるので初心者でも始めやすいです。
色使いも迷わず、白・黒・グレー+アクセントカラー1色だけで十分おしゃれに。フォントも2種類までにすると統一感が出ます。
写真はプロに頼むのが理想ですが、スマホでも晴れた日に自然光で撮れば、きれいな写真が撮れます。
大切なのは「一貫性」。全ページで同じデザインのルールを守ることで、見る人に安心感を与えられます。
2. プロも実践!ホームページづくり5つの基本ルール
実は、建築とホームページづくりには似ているところがあります。
「バランス」「統一感」「動線設計」など、共通する考え方がたくさんあります。
ここでは、建築家の方々も実践している、ホームページの5つの基本ルールをご紹介します。
① 余白を大切にする
ごちゃごちゃ詰め込まず、ゆとりのあるレイアウトに。安藤忠雄さんの建築のように「余白」が美しさを引き立てます。
② 色は3色以内で統一
建物と同じで、色数が多すぎるとまとまりません。メイン・アクセント・背景の3色に絞るとすっきりします。
③ 要素をきれいに並べる
グリッド(線に沿って配置するルール)を使うと、全体が整って見えます。多くのホームページ制作ツールにこの機能が付いています。
④ 文字のサイズにメリハリをつける
見出しと本文のサイズに差をつけることで、読む人が内容を理解しやすくなります。
⑤ 見る人の「流れ」を考える
大事な情報は目立つ場所に。ページのどこで何を見せるかを考えて設計すると、問い合わせにつながりやすくなります。
3. 自社ホームページで問い合わせ増加!成功事例とそのポイント
① 写真を中心に見せる
テキストよりも、施工写真・完成写真を前面に出しました。動画やビフォーアフターも効果的です。
② お客様の声+数字で信頼アップ
「断熱性能が34%向上」「光熱費が月2万円ダウン」など、具体的な数値を出すことで説得力が増しました。
③ スマホ対応を忘れずに
建築関係の検索の6割以上がスマホから。モバイルでも見やすい設計が欠かせません。
4. 今日からできる!「伝わるホームページ」簡単チェックリスト
最後に、「これだけはやっておきたい!」というチェックポイントをまとめました。
□ 施工写真は明るく、きれいに撮れているか
□ 色使いとフォントは全体で統一されているか
□ 大事な情報はすぐ見つけられるか
□ スマホでも読みやすいか
□ 問い合わせフォームは簡単か
これらを確認するだけでも、ホームページの印象は大きく変わります。
ホームページづくりに特別なスキルやセンスは必要ありません。
大切なのは、「自分の強みや想いを、相手にわかりやすく伝える工夫」です。
今回ご紹介したポイントを取り入れることで、デザインや文章に自信がなくても、あなたらしい魅力がしっかり伝わるホームページをつくることができます。
投稿者プロフィール

最新の投稿
- 2025.06.05デザインセンスゼロでもできる!おしゃれホームページ制作のコツ
- 2025.03.13受注率アップの鍵:建設業ホームページの問い合わせフォーム設計
- 2025.02.21建築業向けホームページの最新技術とその効果
- 2025.02.14建築業のホームページで成功するためのステップバイステップガイド